「使わない」判定を厳しめにしたみたら
家に遊びに来た人に「ものが少ない」と言われます。それでも私がものを減らすのは、その場所(収納スペースなど)が使いにくくなった時、そして「うまく説明できないけれど停滞感のようなもの」を感じた時です。
昨年の後半から「なんとなく自分も家の中も滞っている感」が続いていたのと、年末の入院で「生活に必要なものは本当に少ない」と実感したこともあり、もっと減らすことに。
ものを減らすときは「とにかく全部出してみる」が基本。まずはクローゼットと仕事部屋をメインに片付けました。
といっても時々片づけをしているだけに、大がかりな断捨離のように不用品がたくさん出てきたりはしません。出てくるのは前にチェックした時に「残す」「まだ使う」と判断したもの。それが今回は「いらない」「もう使わない」という判断に変わった…という感じです。
ただ、今回は身軽になりたい願望が強かったので、その判定を厳しめにしました。
その結果、
- たまに着ていたカットソー、パーカー
- 穴を直そうと思っていたセーター
- わりと最近買ったバッグ
- デザインが好きなポーチ
- アクセサリーケース
- 日傘についていた携帯用手提げ(未使用)
- 花粉症対策で買った鼻・のどのスチーム
- 使い捨てをやめたくて買ったシリコンバック
- 子どもの頃から持っている大きなぬいぐるみ(実家から持ってきた物)
どれも「デザインなど気に入っているからいておいたけれど、やっぱり使わない」「必要だと思って買ったけれど、結局使わない(あまり使っていないから捨てられなかった)」ものです。
例外はぬいぐるみ。どうしてもゴミにはしたくなかったので持っていたのですが、寄付先が見つかったので、ついに手放しました。

90冊以上の本を手放し
今回、思い切ったのが仕事部屋のものです。私は結構、ものを潔く手放せるタイプだと思うのですが、例外が思い出のもの、そして本。特に古い本は「もう買えないかも」と思って捨てにくいです(職業柄もあるかも…)。
買って読んだ本はすぐメルカリで売り、読む本だけ残していたつもりでしたが、読むと思っていた本も気づけば何年も開いていないものばかり。またメルカリで売れなかった本もそのままになっていました。
私は寝る前に布団に入ってから本を読むことが多いのですが、そうなるとiPadなどの方が読みやすい。入院生活でたまに読み返したい本こそiPadやiPhoneに入ってるといいなと思ったことから、読み返したい本は電子書籍で買い直したり、自炊(スキャンしてデジタル化。うちの夫はそうしている)しようと決めました。
なので
- メルカリに出品しても売れなかったor売れそうにない本 22冊
- 読み返すと思っていた本 20冊
- 読んでない漫画 50冊
を手放しました。
本もゴミにしたくないので、
メルカリに出品しても売れなかったor売れそうにない本→買取アップクーポンを持っていたバリューブックスへ。

その他の本はメルカリに出品しました。
ちなみにメルカリで売れそうにないと判断するのは、同じ本が最低価格の300円でも売れていない場合。その場合は出品もしません。
ないと困ると思っていた大物を手放しました
そして今回、手放した1番の大物が、仕事部屋にあったパソコンのモニターです。
今、仕事部屋にしているのは、コロナ禍にオンラインの打ち合わせが増えたのがきっかけで作った、それまで納戸だった2畳のスペース。モニターは仕事部屋を作った時に買ったものです。
昨年は肩こりがひどく、仕事部屋のデスクと椅子の高さが合わないのかな、なんて思いつつ、使い続けていました。
年末の入院後、しばらくリビングの座卓で仕事をしてみたら意外によかったので、暖房費の節約も兼ねてそのまま続けていたのです。
ある日、久々に仕事部屋で仕事したらやっぱり肩こりがひどい。モニターがあることで座り方がベストではないのかも…ということで、思い切ってノートパソコンのみにしました。
入院をきっかけに「身軽になりたい」願望が加速しています。購入した時は「ないと困る」と思っていたモニターですが、便利さよりもノートパソコンでの身軽さの方が勝ったともいえます。モニターもそもそもメルカリで買ったものなので、もし必要になったらまた買ってもいいな、と思えるようになったのが大きな変化です。
仕事部屋は私のオンライン打ち合わせがある時に使うほか、受験生の息子が集中して勉強したい時に使いたいということで「自習室」にすることになりました。
