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狭小住宅のテレビ事情

実は家のプランに影響が大きいテレビ

家のプランを考える上で、意外に影響が大きいのがテレビです。

サイズそのものは大型家電ほどではないのに、どこに置くか、どこから観るかで、ソファや座卓の位置まで決まってしまいます。

しかも、テレビとテレビを見ている人の前を通るわけにはいかないので、家族の誰かがテレビを観ている時の動線も含めて考える必要があります。

また、HDレコーダーなどの周辺家電も近くに置く必要があるため、どうやって置くかが悩ましいのです。

“存在感の薄さ”が狭小住宅向き

わが家はテレビを壁掛けにしています。

壁掛けというのは、テレビの裏の壁に専用の器具(金具)を取り付けて、そこにテレビを引っ掛ける設置方法です。

メリットはなんといってもスペースをとらないことです。配線がすっきりしているのは、すべてテレビの後ろから壁の中を通しているから。

HDレコーダーなどの機器はリビングの下の部屋にあり、リビングの床下(つまりレコーダーを置いている部屋の天井裏)を通って配線しています。

また、壁も白いので、白いテレビを選ぶことで存在感もだいぶ薄れていると思います。

この“家電の存在感の薄さ”は、リビングのスペースが決して広くなく、壁から壁までの距離も近い狭小住宅ではとても大事です。

壁掛けテレビ
わが家の壁掛けテレビ。
子どもが近くから見ることを考えて32インチと小さめにしています

壁掛けテレビのデメリット

壁掛けにもデメリットはあります。

まず、気軽にテレビの位置を変えられないこと。そして、テレビのサイズを大幅に変えたい時に器具を付け直さなければいけないことです。

ただ、わが家では

  • テレビのサイズを大きくするなら、プロジェクターにしたい。
  • テレビの位置を変えることになったら、器具で穴が開いてしまった部分は塞げばいい。

と意外とラフに考えています。

ちなみに今はHDレコーダー一体型のテレビが多い上、無線にできる部分が多いので、壁掛けにする際の配線自体はもっとラクだということです。

横から見たテレビ
テレビを真横からみたところ