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【捨てない生活】不要なダイレクトメールを止める方法

作る手間も知っているだけに簡単に捨てたくない

新学期や夏休みが近くなると、「○○様 保護者様」宛で、塾の夏期講習や予備校のダイレクトメールがやたらと届きます。

捨てればいいという考え方もありますが、昔、カタログや広告を作っていたので、制作の手間や費用知っているだけに簡単に捨てるのは忍びなく…。結構、いい紙を使っているので即、ゴミ箱行きというのも資源の無駄だし、個人情報部分のシールを剥がしたり、シュレッターにかけたりするのも手間です。

そこで、DMが届かないように、こちらから受け取り拒否するようにしています。DMによって方法が異なるので、それぞれ紹介します。

DMに問い合わせ先が載っている場合

ダイレクトメールの宛名シールの部分に

「DMについてのお問い合わせ」としてフリーダイヤルが載っている場合があります。ここに電話して「ダイレクトメールを止めてください」と言えば、止めてもらえます。

この時、氏名、郵便番号、住所の他、宛名の下にある10桁ぐらいの番号が必要になります。個人を識別するものだと思いますが、この部分を捨てる前に電話しましょう。

今回、子ども宛に来た東進ハイスクール、早稲田塾のDMがこのケースで、この2つはグループ会社なのですが、それぞれフリーダイヤルが違いました。また、かかった先、対応に違いがありました。

東進ハイスクール

  • 「DMについて」お問い合わせやご不明点などございましたら0120-000-000(フリーダイヤル番号)へご連絡くださいと記載あり。
  • 上記フリーダイヤルに電話すると、東進ハイスクールに電話がつながり、住所や名前、識別番号を伝えると、「DMを止める手続きをします」と回答してくれた。

早稲田塾

  • 配布に関するお問い合わせ先0120-000-000(フリーダイヤル番号)と記載あり。
  • ダイレクトメールを発送している業者にかかった。早稲田塾に伝えるという回答だった。

依頼してもすぐ止まるわけではない

この電話をしたとき、どちらにも言われたのが「すでに発送の手続きをしているものがある場合は、1〜2週間以内にまだ届くことがあります。その場合は破棄していただけますか」ということ。

実際、東進ハイスクールは電話から2週間以内に2通もDMが来ました。冬季講習申し込みのシーズンだったからだと思いますが、すごい頻度でDMを送っているんだなあとびっくりしました。簡単に「破棄してください」というのもどうかなあと思います…。

DMに連絡先がない場合の方法2つ

DM本体に何も連絡先がない場合もあります。その場合はその会社の公式サイトから、停止依頼ができる場合があります。

公式サイトにいっても、すぐに見つからない場合が多いのですが、よくあるのが

お問い合わせorメールでのお問い合わせ

→件名→「カタログについて」「DMについて」

板前魂のサイト
おせち料理「板前魂」のカタログはサイトのお問い合わせから止められました

「よくある質問」

→「DMを止めてほしい」「カタログをとめるには?」

このように「お問い合わせ」や「よくある質問」を見るとみつかりやすいです。

また、通販のように会員になっている場合は、「マイページ」や「会員情報」からカタログやDMを止めることができる場合もあります。

サイトでも停止方法がわからない場合の最後の手段

それでも見つからない場合は、サイトのトップページの下の方に「プライバシーポリシー」というページを見ます。このページは個人情報の取り扱いに関することを書いてあり、サイトには必ずあるはずです。

ここに「個人情報の取り扱いに関するお問い合わせ」として電話番号やメールアドレスが載っているので、そこに連絡をしてDMの停止だけでなく、個人情報の削除も依頼しています。

ここまで紹介したどの方法でも分からない場合は、「受取拒否」する方法もあります。

DMやカタログを開封せず、

  • 宛名部分が見えるように、空きスペースに「受取拒否」と書く。または紙を貼ってもよい。(日本郵便のサイトには「受取拒絶」と書いてありますが、受取拒否でも大丈夫です)
  • 拒否する人の署名か捺印
  • ポストに投函か郵便局に持っていく
架空請求、いたずら等、迷惑な郵便物を届けてほしくないのですが、どうすればよいのでしょうか? - 日本郵便
郵便に関するよくあるご質問と、その回答を掲載しております。

以前、IKEAのカタログをこの方法で止めたことがありました。

但し、郵便で来ていないDMは、この方法が使えません。初めに紹介した早稲田塾のDMにも

「本状は郵便物ではありません。ご返却の場合、郵便ポストに返却できません」

と書いてありました。

このように色々方法はあるのですが、個人情報の窓口に連絡したり、受取拒否と書いて返送するのは面倒ですし、実際にちゃんと停止や情報を削除してくれているかを確認する術もありません。環境や個人情報の扱いへの考え方が昔とは変わった今、企業側も対応を考えてほしいなあと思います。

私が以前「受取拒否」して返送したIKEAのカタログも、2021年度版でカタログの発行を廃止しています。

IKEAハンドブック |IKEA【公式】
新しいページをご覧ください。

資料請求した覚えがないDMが来る理由

ところで、東進ハイスクールや早稲田塾から高校生の息子宛にDMが来た時、「どちらにも資料請求した覚えがないのになんでだろう?」と思いました。

どちらのDMにも「四谷大塚と姉妹校です」と書いてあるのですが、そちらも資料請求したことがありません。

DM停止の連絡をした時に「資料請求したことがないのですが、なぜ、DMが来るのでしょう?」と聞いてみたところ、息子が小6の時に1回だけ「全国統一小学生テスト」を受けたからでした。これが四谷大塚主催だったのです!

あまりに勉強が嫌いで中学に入ってからのことを心配して強引に受けさせたのですが、息子もイヤイヤだったし、結果を見て余計に心配になっただけで意味がありませんでした(実際、中学でかなり苦労しましたが…)。

その時の情報が5年経った今も使い続けられていると思うと、改めて「無料」で受ける代わりに個人情報を提供しているのだなと。

しかも学習塾関連はグループ会社、姉妹校が多いようで、その時は四谷大塚に申し込んだつもりでも、こんなふうに東進ハイスクールにも早稲田塾にも使われてしまうのは驚きでした。

塾関連のDMは大学受験が終われば来なくなるのか、それとも就活関連の情報が来たりするのか…。今後もどこからのDMかチェックしていこうと思います。