スポンサーリンク

家だけでなく、車もコンパクトです

4人家族でもコンパクトカー

子どもが大きくなり、(その家じゃ狭いから)「いずれ引っ越すんでしょう?」と言われていたという話を書きましたが、車も「今度は大きくするんでしょう?」と言われます(笑)。

わが家が乗っているのはコンパクトカー。排気量1200ccです。

一応、定員は5人ですが、4人で乗っていてもゆったりというほどではありません。特に後部座席は狭いと感じることもあります。

そして、いつも助手席に乗っている長男は、父親の身長と同じぐらいになりましたが、今後も車を買い替える気はないです。

一番の理由は私も夫も運転がそんなに好きではないということ。夫は建築現場などに行くことが多いのでふだんもよく乗っていますが、私はできれば乗りたくないと思っているぐらいなのです。

今でも車庫入れなどが面倒なのに、これ以上車が大きくなったらますます運転しなくなりそう…。

そして、住んでいるのが古い住宅街で、とにかく道が狭いことも理由です(と言っても近所の方は皆さん、ワゴンなどに乗っているのですが…)。

幸せのハードルは下げておきたい

家族で出かけることも多いのですが、子どもから不満が出たことはありません。そもそも今の車に買い替える前は3ドアの車に乗っていました。

次男が赤ちゃんだったとはいえ、助手席の人に降りてもらわないと後部座席から出られないのは不便でした。車を買い替えた時、長男が「この車、後ろのドアを開けて降りられるんだ〜。すごいね」って喜んだほどです(笑)。

でも、そうやって“幸せのハードル”は低い方が、なんだか楽しく過ごせると思うのです。

もちろん、もう少し車が大きいといいなと思う時もあります。例えば免許を持っていない実家の両親と出かける時や大きなものを運びたい時などです。

でも、そういうことは年に何回あるか?と考えると、家の周りを大きな車で移動する不便さを超えてまで必要だとは思えず、今に至ります。

小さな家、小さな車の一番のメリット

考えてみると、家、車に限らず、家電や日用品など、「あればいいな」「あると便利」レベルのモノは持たないようにしてきました。

そうすることで家のローンや車の維持費を負担に感じることがないのは、特に収入が一定でない自営業にとっては精神面なメリットが大きいです。

だからといって常にケチケチしているわけではなく、使うべきところに使うメリハリは大事にしていて、本当に欲しいモノは思いきって買ってしまうことも多いし、特に旅行など家族で過ごす時間は大切にしています。

何かと将来が不安になることが多い時代だからこそ、常識やまわりの情報に流されず、必要か不必要かの“自分のものさし”をしっかり持っていたいです。

そして、家も車も小さい一番のメリットは、家族の距離が近いことです。みんなであーだこーだおしゃべりしながらドライブする時間はとても楽しいですし、密室ということもあるのか、息子たちからふだんは言わないような話が出たりすることもあります。

小さな家、小さな車で、家族がぎゅっと固まって暮らしている感覚がとても好きです。親離れも近いだけに、この時間を大切にしたいと思うのです。

窓辺に置かれたミニカー
車の大きさにはこだわらないけれど、乗っていて楽しくなるデザインは重視します
(このミニカーとは全く違う車です)