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【脱プラ生活】食器洗いに使っていたヘチマたわしをやめました

ショックを受けてキッチンスポンジを変えた

食器洗いに使ったスポンジのかすは下水に流れ、下水処理センターでも完全には除去できないため、海に流れてしまい、マイクロプラスチックとなって海洋生物に取り込まれてしまう…。

その事実を聞いて、プラスチック製品の使用を控えること、マイクロプラスチックを出さない商品を使うことを心がけてきました。キッチンスポンジもその1つです。

それまで使ってきたプラスチック素材のスポンジから、布タイプのもの、セルローススポンジなどを使ってきましたが、どれも今ひとつでした。

【以前に書いたスポンジの記事】

ヘチマたわしのメリット、デメリット

こちらの記事でも「ヘチマたわしが気になっている」と書いた通り、その後、ヘチマたわしを購入。

購入先はメルカリ。6個入りで1200円弱だったので1個200円程度です。ちなみにメルカリでは自家製だと思われるヘチマたわしを販売している人もいました。

早速、使ってみたところ、セルローススポンジの難点だった「ちぎれやすい」がなく、丈夫でよかったのですが、やはり、使いやすいとはいえず…。耐久性も思っていたほどではなく、5個使ったところで使用をやめてしまいました。

【よかった点】

  • すぐ乾く
  • 100%天然素材なので、そのまま土に還せる

【使いにくかった点】

  • さすがにスポンジほどではないが、泡立ちはする。ただ、持続しないので、洗剤をたくさん使ってしまいがち(食器用洗剤は石けん系を使用)。
  • 硬さがあるので、洗う時に手になじみにくい。
  • 硬さがあり、形が楕円形なので、細かいところ(タッパーの四角とか、コップの底など)が洗いにくい。
  • 使用するうちに黒っぽくなってしまう(天然素材なので、仕方ないとは思いますが…)
ヘチマたわしの使用前と使用後
左が使用前。右が使用後のヘチマたわし

家族が使いにくいことが1番のデメリット

ヘチマたわしを使うのをやめた1番の理由は、家族が使いにくかったことです。息子にも自分のお弁当箱や水筒を洗ってもらっていますが、道具が使いにくいと億劫になってしまうんですよね。

実際、ヘチマたわしだと鍋や食器を洗うのに時間がかかり、私自身も「すぐ洗おう」という気にならないことがあったのも事実です。

家の中で脱プラにこだわっているのは残念ながら私だけなので、みんなが使いやすいこともやはり大事だと考え、使用をやめました。

使い勝手ではやはりプラスチックのスポンジに敵うものは見つかっていません。ちょっとモヤモヤしながらも、今はプラスチックにものに戻しました。

ポリエステルを使っているのでマイクロプラスチック対策にはならないものの、3Mのスコッチ・ブライトシリーズからリサイクルプラスチックなどを使った環境負荷の低いスポンジが出ています。せめてそちらを使おうかと考えたり、他にいい商品はないかと探したりしているところです。

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流しに吸盤で貼るタイプの市販のスポンジラックをやめて、
ダイソーのザルを使っています