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[直して使う]気に入っている洋服は“染め直し”で長く着る

気に入っているのに色が似合わない服

クローゼットは定期的に見直して、着ていない服、存在を忘れている服がないかチェックしています。

そして、せっかく買ったのに着ていない洋服があった時は、次の失敗をなくすために必ず理由を分析するようにしているのですが、「色が似合わない」「他の服と色が合わせにくい」など「色」が理由のことがあります。

以前、セレクトショップで「ARMEN(アーメン)」というブランドのキルティングジャケットに出会い、着やすくて愛用していました。

最初にベージュ、次にネイビーを買い、特にネイビーは大活躍。

その後、丈の長いタイプも買ったのですが、それはチョコレートのようなブラウンで、色自体は好きなのだけど、どうも他の服と合わせにくく、着る機会は少なくなっていたのです。

「これもネイビーだったら、着やすいのに」と思い、考えたのが染め直し。

そこで「アーメン 染め直し」で検索し、見つけた東大阪の「染め直し屋」さんに依頼しました。

事前にメールで相談ができ、茶色からの染め直しで勧められたのは焦げ茶、濃グレー、ネイビー、黒でした。元の色と同系色か濃い色で染める必要があるということでした。

メールのやり取り後、洋服を送って、2週間ぐらいで戻ってきました。

きれいなネイビーに染まり、5年経った今も大活躍しています。

染め直し比較
左が染め直し前(ブラウン)、右が染め直し後(ネイビー)

汚れたり、色褪せた服を染め直し

この翌年、気に入っているけれど、汚れが気になってきた「LAVENHAM(ラベンハム)」のキルティングジャケットも依頼しました。

元はアイボリー寄りの白だったのですが、袖周りが汚くなってきて、白だけに汚れも目立っていました。

白からの染め直しでおすすめだったベージュに染め直すことに。

また、工場に送る際の送料は自分持ちなので、せっかく送るならと、だいぶ色褪せてきていたアーメンのネイビーのキルティングジャケット(短い丈の方)も依頼しました。

こちらは違う色ではなく、元のネイビーに染め直す依頼です。

染め直しにかかった費用は?

染め直しの費用は基本料金(1色5000円)+重量による料金(衣類100gごとに+300円)、さらに工場に送る際の送料がかかります。

それ以外に受け取る際の染め直し時のアイロンプレス代、染め直した洋服を返送してもらう際の送料、代引き手数料がかかりますが、キャンペーンで無料になりました。

[かかった費用]

  • アーメンのロング丈のキルティングジャケット 6912円
  • アーメンのキルティングジャケット6800円(基本料金5000円+600g・1800円)
  • ラベンハムキルティングジャケット 6200円(基本料金5000円+400g・1200円)

正直、決して安くはないのですが、どちらも購入時は20000円近くして、かなり思い切って買った商品です(今は30000円ぐらいに値上がりしていてびっくり)。

染め直すことで着られる期間が長くなったことやクリーニング代と比較を考えると、決して高すぎはしないかなと思います。

染め直したジャケット
アイボリーからベージュに染め直したジャケット。パイピング部分も染められますが、料金追加になるそうです

染め直しのデメリット

この染め直し、注意点は「縮む可能性がある」ということ。

素材によりますが、実際、ネイビーに染めたアーメンのキルティングジャケット(短い丈の方)、ラベンハムのキルティングジャケットは若干縮みました。

そして、アーメンは元々、ピタッとしたサイズ感だったため、重ね着がしにくくなり、その後、少し太ってしまったことで着られなくなってしまいました(泣)。

ラベンハムは太ってからは少し小さくなったと感じますが、着られています。

そして、最初に染めたアーメンのロング丈は、元々、ゆったりしたいたせいもあり、縮みが気になりません。

そのため、ジャストサイズの服などは避けた方がいいと思います。

また、染め直すことでタグも染まってしまうので、それがイヤな服はやめたほうがいいです。

ちなみにこれらの服を買ったのはそれぞれ14〜15年前。

染め直しをしたのは4〜5年前で、まだまだ色褪せていないので、これからも着続けたいと思います。

ラベンハムの染まったタグ
タグも染まります。元は白でした

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