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“直して使うこと”を当たり前に

以前は修理した方がかえって高くなってしまうからと、壊れたものを処分することが多かった気がしますが、最近はできる限り修理してくれるところを探すようになりました。

例えば3000円代のまだキレイなデニムのファスターが壊れてしまった時、お直しに出すと2000円ぐらいかかってしまいます。でも、気に入った形のデニムを見つけるのも大変だし、2000円で新しいデニムが買えるわけじゃない、と考えるようになったのです。

ただ、パーツなどが壊れて、商品の品番も分からないという時は難しいことが多いですが、昨年、ダメ元でやってみたら思っていた以上に安く早く直すことができたという出来事がありました。

修理先探しはとにかく検索してメール

小学生の息子が使っていた水筒の蓋の部分が壊れてしまい、サーモスのように別売りをしているわけでもないし、取説も残していないので、私としては捨てるしかないかなと思っていたのです。

でも、「コレ、気に入っているから直したい」という息子の言葉がうれしく、パーツだけ購入できるか調べることに。

水筒はリュックなどで知られる「OUTDOOR」というブランドの水筒だったので、サイトを検索。「ライフグッズ」という項目に水筒があったので、「カスタマーセンター」にメールを送りました。

ちなみにかなり前のことになりますが、こういう問い合わせをして回答が来なかったことがありました。でもこれは即日返事が来て、水筒の画像を送ってくださいとのこと。すぐに送りました。

修理にかかった時間と費用

すると翌々日には、「OUTDOOR」ブランドのボトル製品をライセンス製造・販売している金属メーカーからの「758円分の切手を送っていただければ蓋を送ります」という回答が転送されてきました。

そして、切手を送ってから1週間も経たないうちに、新しい蓋が送られてきて、また水筒が使えることになりました。

送られてきた蓋
送られてきた蓋の部分

この蓋1つのために「OUTDOOR」のカスタマーセンター、金属メーカーの担当者が動いてくださったことになりますが、対応の早さにびっくりしました。

直してでも使いたいと思えるものを

実はこの水筒、ワゴンセールで2000円ぐらいで買ったもの。安かったことやメールで問い合わせして対応してもらえなかった経験が、買い替えた方がラクという気持ちを生み出していたように思います。

そして、まず買う時に“直してでも使いたいぐらい気に入ったもの”を選ぶことが大切なんだということも、改めて息子が気づかせてくれました。

修理後の水筒
また使っています