小中学校で使っていた辞典を捨てるのはもったいない
ずいぶん長い間、ブログをお休みしてしまいました。
夏の間、入院先から帰ってきた母の介護のために実家に通っていたため、ずっとバタバタしていました。当然、定期的にやっていた片づけもストップ。
ようやく一段落したので、メルカリに出品するかも?寄付するかも?と溜めていたものの片づけに着手しました。
「できれば捨てずに必要な人に届けたい」と思って置いてあったものに、子どもたちが小中学校で使っていた辞書があります。うちは歳の離れた従兄弟(私の甥)たちからのお下がりがあり、子どもの数より辞書がたくさんありました。
しかも使う辞書は兄弟で同じなのできれいな状態。高校に入ると紙の辞書は使わないし、子どもたちもスマホにも辞書を入れているので、中学生になってからは英和辞典以外、不要になっていました。
そこで、辞書を活用してもらえる先をずっと調べて、分かったのが次のことです。
- 日本で日本語を学ぶ外国の方に喜ばれている
- 最近、ようやく浸透してきた制服のリユースと同じ流れで、ピアニカや算数セット、裁縫道具、彫刻刀学用品を寄付、再利用する活動をしているところが出始めている。
- ジモティーで募れば、希望者も多い。
過去に募集をしていた寄付先、寄贈先
いくつか過去に辞書を募集しているところはありましたが、現在も募集しているところは見つけられませんでした。今後も募集があるかもしれないので、もし、辞書を寄贈したい方は、参考にしてみてください。
- 小学生、中学生向けの学習支援授業、無料塾(主催は市区町村、社会福祉協議会、NPO法人など様々)
- 社会福祉協議会(例:新潟県燕市社会福祉協議会「学用品等リユース事業」)
- 市区町村(例:秋田県鹿角市の「子育て応援リユース事業」)
- 日本語学校、外国人のお子さんのための日本語学習支援教室(主催はNPO法人など)
- 学生服リユースショップ、制服リユースショップ(例:全国展開している「さくらや」さんのほか、各地域にあり)
- 子ども食堂
上記で紹介した新潟県燕市では、こんな取り組みをしているそうです。うらやましい!
実際に私が持ち込んだのは?
散々調べて、今、持ち込める寄贈先は見つからなかったので、制服と一緒に辞書も扱っているという制服リユースのお店にメールを送り、今、持ち込んでもご迷惑ではないかを確認。
受け付けてくださるということだったので、家からは少し遠かったのですが、持って行ってきました。ついでに次男の部屋の片づけで出てきた赤鉛筆など、新品の文房具も入れました。
お店の方に私の住んでいるところを伝えたら、「そんな遠くから!」とびっくりしてらっしゃいました。お話を聞いたところ、お店に置いていても持って行く人はほとんどいないけれど、海外の方も多い地域なのでジモティーに出品したり、子ども食堂に持って行くとあっという間になくなるということでした。
昨年ごろから制服や学用品のリユースに取り組みが活発になってきたので、今後、辞書も寄贈→リユースという流れが当たり前になっていくといいなと思います。