テレビをやめた理由
テレビをやめて2週間経ちました。
ある日、家族で観ていたら、画面が真っ暗に。バラエティー番組「モニタリング」を観ていた時だったので、最初は番組上の演出かと思ったほど突然でした(もっと前兆があるものかと思ってました)。
ちょうど、テレビをやめようかな?と思っていたタイミングだったので、いいきっかけだと思い、しばらくテレビなしで過ごしてみることにしたのです。
夏から本業の仕事が忙しく、このブログを書くことをはじめ、自分のやりたいことをやれてないなと感じていました。時間管理や目標達成に関する記事などを検索していて見つけたのが、時間を作り出すには「やること」よりも「やめること」を決めることだ、という言葉でした。
朝、NHKの朝ドラを見た後、「あさイチ」や「スッキリ」をダラダラ観てしまう。夕飯の時に家族でテレビを見たままダラダラ見てしまい、お風呂に入るのが遅くなっている、という反省はあったので、まず、やめるべきはテレビだなと思ったのでした。
前作の「おかえりモネ」「カムカムエヴリバディ」にハマり、朝ドラが習慣化していたのですが、「ちむどんどん」で脱落してしまったのも、思い切れた理由の1つです(笑)。
もう1つの理由は、子どもたちもテレビを見なくなったことです。長年、夕飯の時に家族揃ってアニメやバラエティーを見ながら、ああだこうだ言いながら食べる時間が楽しみでした。
食事をしながらテレビを見ることが決してよいとは思いませんが、わが家にとっては楽しい家族団欒の時間なのでよしとしていました。クイズを見ながら「こんなことを知ってるんだ」と発見があったり、バラエティーを見て「最近の中学生はこんなことに興味があるのか」と知る機会にもなっていたのです。
今でも家族揃って夕飯は食べていますが、子どもたちも成長し、夕飯の時間も遅くなったことで、夕飯後にそれぞれ部屋に戻ってしまうようになりました。寂しいけど、これも成長です。子どもたちも特定のテレビ番組を見ることがなくなり、今どきの子どもらしくYouTubeメインになったので、テレビをやめることに反対はされませんでした。
テレビをやめて感じるメリット3つ
そんなわけでテレビをやめてみて、早速、いくつか変化を感じました。
1つ目は「1日が長く感じる」ということ。特に朝の時間が長く感じます。
テレビを見なくなったけれど、「TVer」で最近放映されたものを見たりはしています。CMも少ないし、番組を見終わったら消そうとなるのでダラダラ見ることがありません。
2つ目は「ああ、時間を無駄にしちゃった」とか「こんなこと報道する必要ある?」という負の感情を持たなくなったことです。これは意外に精神面への影響が大きいように思います。
テレビを見るのをやめようと思った理由に、テレビの「くり返し」や「もったいぶった」演出にうんざりしていたというのもあります。予告で散々同じシーンをやって、CM前にまた同じシーンをやって、CM後もまた…とか、サムネイルに「この後、○○さん登場」と名前が出ているのに、まだ顔はぼかしていたりとか…。ツッコみながら見ている自分に、「そこまで腹を立てながら見る必要ある?」と冷静になることが増えていました。また、ワイドショー的な番組で、「被害者の自宅まで写す必要ある?」というような怒りに近い感情を持っていたこともあります。
もう1つ、やめてみてよかったことは、家具の配置が自由になったことです。テレビがあると、自ずとテーブルやソファの位置が決まってしまいますが、どこに置いてもOKだし、模様替えも楽しめます。これは狭小住宅には大きなメリットだと思います。
テレビを観ないデメリットは?
今は何か音を流しながら作業したいという時に、今まではテレビをつけていたのを、自分が興味あるジャンルのyoutubeなど聞くようになり、情報量が増えました。
デメリットがあるとすれば、「自分の興味ある情報しか得られなくなってしまう」ということだと思います。ネット中心だと自分が検索したり、見出しを見てクリックした情報しか見なくなってしまうので、全く興味ない情報に近づくことがなくなってしまいます。仕事柄、全くニュースや流行を知らないのはどうかなと思うので、最近はラジオを聴いたり、意識的に新聞のウェブ版やポータルサイトを見たりするようにしています。
壊れてしまったテレビは市指定のリサイクル業者に持ち込み、処分してしまいました。当分、テレビなしでやってみるつもりです。