※2026年5月時点の情報に更新しています。8年で1100点以上売ってきた経験から、300円出品を続ける理由を解説します。
メルカリ歴8年。200点以上が「300円出品」
メルカリの出品最低額は300円。この300円出品は「利益が少ないのに意味があるの?」と思われがちです。
私自身も約8年で1100点ほど売ってきましたが、そのうち200点ほどが300円出品でした。
実際にやっていて感じるのは、300円出品は単なる「利益目的」ではなく、ものを無駄にせず、手放すための選択肢として選ばれているということです。
300円で売れても、まず手数料が引かれます。
・手数料 30円(商品の10%)
さらに悩ましいのが送料です。
300円出品した場合の「実際の利益」
300円出品で売上をマイナスにしないためには、商品はポスト投函できるもののみとなります。具体的には郵便局のゆうパケット、ヤマトのネコポス利用で、大きさの目安はA4サイズ以下、厚さ3cmです。300円出品に限りませんが、ポストに入るように試行錯誤します(笑)。
匿名で送る場合の送料は主に以下の3パターンになります。
※専用封筒や専用シールは郵便局で購入する場合。コンビニやセリアなどで買うと少し高くなります。
- 郵便局のゆうパケットポストmini → 送料180円(専用封筒代込み/カード、カプセルトイなどの小さなものに限る)
- クロネコヤマトのネコポス→ 送料210円
- 郵便局のゆうパケットポスト→ 送料220円(専用シール代込み)
つまり売り上げ利益は多くても90円、サイズ、送り方によっては50円ということになります。
「300円出品」の理由「処分費がかかるから」は本当?
こんな記事を読みました。
記事の筆者はこんなに利益が少なくても「300円出品」する人がいる理由として、
- 今後、商品を売りやすくするために、評価を増やすため
- 捨て方がわからないもの、処分にお金がかかるものを手放すため
- (高校生などは)100円以下でもコツコツ貯めるのが楽しいから
- 社会とのつながりが感じられるから
と分析しています。
ただ、300円出品したり、300円購入してきた経験から、3以外の理由で出品している人はそれほど多くないのではないか、と感じています。特に1の理由で出品している人はそれほどいないのではないかと思いました。
記事では2の「処分にお金がかかるものを手放す方法」として「着払いにすればマイナスにはならない」とあります。実際に家具などがそうやって出品されているケースはありますが、着払いで送料が高くなってしまうものは結局、売れやすいとは言えません。
ただ、「直接引き渡しのみ」として300円出品しているケースもあり、それは1つの手だと思います。
また、記事の著者の住む自治体では手鏡が捨てられなかったことから、2の「捨て方が分からないものを手放せる」方法でもあるとしています。
でも、前述したように300円出品でも赤字ならないために郵便局のゆうパケット、クロネコヤマトのネコポスを使う場合、だいたいA4サイズ以下、厚さ3cmが条件となります。地域のゴミ出しルールによるとは思いますが、2の理由もあまり一般的でないと思います。
利益が90円以下でも300円出品がやめられない理由
では、なぜ私が300円出品を続けているのかというと、一番の理由は「ゴミにしたくないから」「使ってくれる人かいるなら、使ってほしいから」です。
まわりにも同じ理由で300円出品している人が思いつくだけで2人いますが、どちらも正社員として仕事をしている人です。彼らはお金のためなら「働いたほうがいい」でしょう。逆に「100円にもならないのに梱包したりするのは面倒だからやらない」という友人もいます。
例えば子どもが使ったもの、実家の片付けで出てきたもの、いただきものなどは、捨てるのが忍びなかったりしますが、リサイクルショップに持って行っても、査定で待った挙句、買取額が10円単位だったり、そもそも引き取ってもらえなかったりします。
もし、リサイクルショップで買い取ってもらったり、仮にどこかで寄付することができたとしても、その後、どうなっているかは分かりません。結局、売れ残って廃棄されているかもしれないし、もらい手がいないかもしれない。
でも、メルカリは確実に欲しい人に届く。それが利益や手間に関係なく、メルカリで出品する理由です。
しかも、例えば子どもの色鉛筆セットなどは使いかけであっても300円で売れたりするのです。
もちろん捨ててしまえばラクですが、自分のひと手間で誰かが「安く買えた」と喜んでくれる上に、ゴミも減る。時には取引メッセージで「子どもが喜んでいます」「いいお買い物ができました」と喜びを伝えてもらえたりすることもあります。そういう時、ああ、捨ててしまわなくてよかったなと思うのです。
それが利益や手間に関係なく、メルカリで出品する理由です。私のように、こういう経験がうれしくてメルカリをやっている人って、結構な割合でいるはずです。
メルカリで300円出品すると、よく売れるもの
ちなみに私がよく300円出品するのは、こんなものです。
- カプセルトイ、お菓子のおまけ
- おまけやノベルティなどでもらったアニメや漫画のシールやカード
- 書籍
カプセルトイ(ガチャガチャ)やチョコエッグなどのお菓子のおまけ商品は300円でよく売れるものの1つ。
コンプリートしたいけれど、なかなか最後の1つが出ないことってよくありますよね。被ってしまった時に売れるのもうれしいし、あと1つ欲しいのにもう何回もやりたくないという時、300円で買えるのは魅力だったりします。
また、カプセルトイは新品に限らず、中古でも意外に売れます。
書籍は古いもの、子どもが折り目をつけてしまったようなものだけでなく、過去のベストセラーなどは価格が下がってしまい、思い切って300円で売ってしまうこともあります。
以前、300円でよく売れたものに「ディズニーランドのおみやげ」があります。千葉県民なので、子どもがおみやげを買ったり、もらったりすることが多く、メモ帳やミニタオルなど新品のものや使いかけのものが結構ありました。
メルカリでは使いかけのメモ帳数冊でも、すぐに売れたりして、「自分がいらないものでも、人にとってはお金を払ってでも欲しいもの」なのだと改めて思いました。その時しか手に入らないノベルティなども同じでしょう。
切手を使って送料をおさえる方法も
匿名で送れなくてよいなら、少し利益を増やす方法方があります。それは郵便での発送です。
但し、300円出品で赤字にならない郵便代に収めるには、郵便の「規格内サイズ(長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内)」重さ100g以内となり、結局、上記のゆうパケットポストやネコポスより大きなものは送れません。
私はメルカリを始めた頃、実家の片づけで出てきた大量の古い未使用切手を使い切りたくて郵便で発送していました。きれいなものは換金したりしましたが、古いものもたくさんあったのです。膨大な量だったので、匿名発送はあきらめて使っていました。
切手代も含めて赤字にはならないようにしていましたが、「300円出品」する人には私のように切手を使い切りたい人もいるように思います。
特に今、メルカリでは未使用切手の出品が禁止されているし、郵便が値上がりして昔の額面の切手の使い道に困ることが増えていると思います。300円出品に限りませんが、昔の切手を消費する方法としてもおすすめです。
300円出品で売れなかったものも捨てない
最近は匿名発送しかしていませんが、今でも300円出品はよくしています。
但し、300円にしても売れないこともあります。そういう場合でもゴミにすることはあまりありません。最近はジモティーが自治体と連携している「ジモティースポット」に持っていっています。
以前は子どもの絵本などは自宅の前に「ご自由にお持ちくださいBOX 」を置いたりしていましたが、最近は子どものものもだいぶ片づいてしまい、やらなくなりました。
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