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[捨てない片づけ]いらない服を古着回収に出す時に気をつけていること

サイズアウトした子ども服も捨てません

着なくなった服、小さくなった子ども服などは、基本、古すぎるもの以外、ゴミにすることはありません。

ブランドもの、ユニクロ、無印の服はメルカリに出品していますが、あとは古着回収に持ち込んでいます。

私が利用しているのはJFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)といって、集めた古着やバッグ、毛布、タオルなどをパキスタンや日本国内で販売し、利益でスラムの子どもたちの学校の開設や運営を行っている団体です。

きっかけは生協の宅配を利用していた時に回収のお知らせが入っていたこと。年3回、回収期間があり、郵送もできますが、回収期間の日曜午後は持ち込みも受け付けています。

家から決して近くはないのですが、車で行ける距離なので、毎回、自分の家の分だけでなく、実家の分も持ち込んでいます。

どんな服でも持ち込めるわけではない

どんな服も受け入れているわけではなく、年3回、集める品目が変わります。

例えば子ども服の男児用はサイズ指定がないけれど、女児用は120cmまでとか、男性用の長袖シャツはOKだけど女性用は半袖のみなど、毎回、ホームページなどに「回収品目」が掲載されています。

特にパキスタンの女性の多くは民族衣装を着ているため、女性用の衣類は売れないそうです。日本国内での販売となり、在庫があるものは回収しないことから、品目が細かく指定されています。

だから、毎回、その時期の「回収品目」と見比べながら、持ち込む古着をまとめていますが、次のことに気をつけています。

  • きれいに洗い、毛玉などは取っておく。
  • 「これは品目にあてはまるか」と悩んだ時や「このぐらいの汚れはOK?」と判断に迷った時はよけておいて、回収場所でスタッフに確認してから出す。
  • 次の回収まで時間があった時は、溜めておいた古着を再度、1枚ずつ出して、臭い、カビなどをチェックする。

喜んでもらえるから気持ちがいい

こうやって書くと、袋に詰めて捨ててしまったほうがラクだと思われるかもしれません。

でも「毎回、いつもありがとうございます!」と笑顔で言ってもらえるので、また、持ってこようと思うし、リサイクルショップで「これは値段がつきませんねー」とか、100円とか数十円と言われるより気持ちがいいのです。

また、回収場所の大きな倉庫には服が山積みになっていて、ボランティアの人たちが作業しているのを見ると、せめて自分にできることはやりたいなと思います。

そして、倉庫の隣には古着ショップもあり、集めたきれいな服がお買い得価格で売られています。

捨ててしまえばゴミだけど、誰かが必要としてくれるなら、やはり多少、手間がかかってもムダにしたくないという気持ちが、私がこだわる「捨てない片づけ」のベースになっています。

コロナで回収の方法も変化

コロナで中止になっていた持ち込みによる回収が再開されたので、先週、古着を持っていきました。次男の背が伸びて、ずいぶん子ども服が溜まっていたのでした。

回収は密を避けるため、事前予約制、品目を用紙に記入、持ち込み量の制限ありなど、さらにルールが増えていましたが、しっかりホームページを読んで出してきました!

私の服はだいぶ減ったので、最近は回収に出すのはほとんど子ども服です。

長男が着ていた服を5歳違いの次男のために保管してきましたが、それもニトリで買ったふとん袋(幅55×奥行40×高さ24cmサイズ)4つ分ぐらいになってきました。

お下がりのストックがなくなるまでは、この古着回収を利用していこうと思います。

古着回収
今回、持っていった古着と記入用紙。段ボールは禁止で袋に入れるかシーツなどにくるむルールになっています