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【プラスチックごみ】小学校の学用品へのモヤモヤ

この春、次男が小学校を卒業して驚いたのが、大量にプラスチックゴミが出たことでした。

そこで、先日、市の施設に行っている「製品プラスチックの拠点回収」に、いらなくなったプラスチック製品を出しに行ってきました。

回収に出した1つがプラスチックのファイルボックス(100均で売っているやつです)なのですが、これは次男が卒業時に持って帰ってきたもの。

ただ、これは小学校でずっと使っていたわけではなく、6年間の間に同じタイプのファイルボックスを何回か持って帰ってきています。長男の時も同じような感じだったので、年度始めに必要に応じて購入して年度末に持ち帰り、というパターンです。

同じタイプだけど、毎回、微妙に形が違うので、家で並べて使うことができず、しばらく置いておくものの、結局、処分することになります。この回収が始まる前は不燃ゴミとして捨てる、つまり埋め立てゴミにするしかありませんでした。

この費用はもちろん学校で徴収される学用品、教材費から出ています(しかも100円より高かったと思う)。そもそも1年で壊れるものではないので長く使ってもいいのでは?とずっと思ってきました。

次男が小学校を卒業して改めて思ったのが、学用品のプラスチック製品の多さです。

  • 引き出し
  • ねんど板
  • ねんどの箱
  • あさがおの植木鉢
  • ファイルボックス
  • 理科の実験キット(電池で動かすクルマなど)
  • さんすうセット
  • 鍵盤ハーモニカ

軽さなども考えてプラスチックを選んでいることは理解できますが、特に小学校ではごみ削減、プラスチックごみ問題なども教えているわけで、積極的に紙製品を選ぶという選択も考えてほしいなあと。

そして、ほとんどが1〜2年、または卒業と同時にいらなくなってしまいます。年に1回、学校からのアンケートがあるので、「あさがおの植木鉢などは兄弟で使い回しではダメでしょうか?」と書いてみたこともあるのですが、変わりませんでした。形が揃わないと、並べたり、指導したりする時に大変なのでしょうかね。そもそも、多くの方はそんなことに疑問を持たないのかも…。

さらに言うと、さんすうセットや鍵盤ハーモニカは、せいぜい2年生ぐらいまでしか使わないのに買わなければいけません。コロナ後、衛生面を考えて鍵盤ハーモニカは購入になった自治体があるそうですが、うちの地域はコロナ前から各自購入でした。

最近、学用品、教材などにかかる、家計を圧迫する「隠れ教育費」が話題になっていますが、費用の面だけでなく、ゴミ問題の面からも、小中学校の学用品について見直してほしいと思います。

「隠れ教育費」学校指定の学用品 疑問を感じたときは - 日本経済新聞
小学校に入学すると、毎月の教材費支払いの他にも、上履き、体育着を始め、鍵盤ハーモニカ、絵の具セット、さらには水着……と次々に学用品を購入することになります。「義務教育なのにこんなに出費があるの?」「こんなに高い指定品を買わないといけないの?」と驚いた経験がある人もいるかもしれません。こうした学用品や教材にまつわる疑問に...
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