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木製ブラインドを長年使って感じるデメリット

カーテンを使っていません

わが家では一般的な布のカーテンを使っていません。

使っているのは木製ブラインド(1階廊下、1階子ども部屋、2階仕事部屋)、自家製の布(リビング、キッチン)、障子(和室)です。

サッシの枠がアルミではなく木製なので、ブラインドも木製にこだわって探しました。

18年住んでいますが、結論から言うと、とても気に入っています。

1番の理由は、

木製のサッシ枠、無垢材の窓台、珪藻土の壁と雰囲気が合っている。


ということです。窓との一体感があります。

あとはカーテンに比べて、光の入れ具合を細かく調節できるということでしょうか。ただ、これは木製に限らないですが…。

小さい木製ブラインド
金属製に比べ、畳んだ部分の厚さが出てしまうのもデメリットかもしれません

デメリットは主に2つ

では、デメリットは何かというと、


マメに掃除をしないとホコリが取れにくくなってしまうということ


です。

木製ブラインドの掃除法について調べると「金属製に比べて静電気が発生しにくいので、ホコリがつきにくい」と書いてあるのですが、その反面、金属製のように表面がツルツルしていないのでハンディモップなどで軽く撫でただけではホコリが取れにくいです。

ホコリが溜まっていてもあまり目立たないのをいいことに、わが家は年に2〜3度(もっと少ない時も…)ぐらいしかブラインド掃除をしていません。そのため、掃除する時はしっかり拭く必要があります。

ちなみに掃除は古い靴下を手にはめて、羽根を拭いています。

そうなると、羽根(スラット)の枚数が多いため、結構な重労働に。お手入れという点だけ見れば、まとめて1回で洗えたり、クリーニングに出せたりする布のカーテンの方がラクだと思います。

また、もう1つのデメリットは、金属製のブラインドに比べて重さがあること。コードを引っ張って引き上げる時、少し力が必要です。

そういう意味では
・掃除をしたくない人。
・忙しくて時間がないけれど、ホコリを放置するのはイヤな人。
・力のない人(高齢者など)
には向かないと言えるでしょう。

窓の存在は思っていた以上に大きい

ただ、最初に書いたように雰囲気のよさが、こうしたデメリットを上回っています。

長年、住んでいて感じるのは、家の中で「窓」の存在はとても大きいということ。いつも見えるものなので、機能面だけでなく、デザインがとても重要だと感じます。

ちなみにわが家はブラインドが窓枠の中に納まっていることもあり、部屋をすっきり見せることにつながっています。狭小住宅では、このスッキリ感が大切なので、ブラインドは狭小住宅向きといえるかもしれません。

※タイトルが分かりにくかったので、更新後、変更しました。

大きな木製ブラインド
大きな窓2枚分のブラインド。このサイズになると引き上げるのに少し力がいります