先日、子どものおもちゃの収納方法について紹介しました。
ここでも書いたように、いらなくなったおもちゃをゴミとして捨てることはほとんどありません。
おもちゃはプラスチック製品が多いので、ほとんどが燃えないゴミ扱いになってしまうのがイヤだというのが一番の理由です。
わが家でやっている「捨てずに」処分する方法です。
[方法1]年下の子がいる家庭にいらないか聞く
出産年齢がまわりより遅めだったので、どちらかというとお下がりをもらう側でした。そのため、自分の友達にあげることはなかったのですが、設計事務所に来るお客さまはお子さんが小さい方が多いので喜んでもらってくれました。
もちろん、うちの息子に「◎◎くんにあげていい?」と確認してから。自分が使っていたおもちゃを小さな子にあげるのは、なんだかお兄さんになったようでうれしいようです。
子どもたちにおもちゃを大切に使えば、こうやってずっと使っていけるということを伝える機会にもなるかな、とも思っています。
[方法2]「ご自由にお持ちください箱」を家の前に置く
一番よくやった方法です。うちは古い住宅街にあり、道が狭いため、家の前に車はあまり通りませんが、歩きで通る人が多いです。
また、駅から保育園に行く人が通る道でもあるようで、小さなお子さんを乗せた自転車やベビーカーもよく通ります。
箱に入れていたのは自分で買ったパズルや絵本から、ハッピーセットやレストランのおまけについてきたミニカーなどいろいろ。
箱を置く際に気をつけたこと
気をつけていたのは「よかったら使ってください」という気持ちで置くこと。おもちゃもきれいに汚れをとって、透明のラッピング袋やリボンを再利用して1つ1つラッピングしていました。外に置いておくので、砂ぼこり予防でもありました。
また、箱の中をぐちゃぐちゃにされたり、一度持って帰ったおもちゃを戻されたりした経験から、自分が家にいない日や小学生が外で遊んでいる時間帯は置かないようにしたりしていました。
最初はさすがにもらいにくいのかな?と思ってましたが、1つ減ると次第になくなり、小さな段ボール箱におもちゃを入れて置くと、数日でカラになることが多かったです。
地域の人との交流のきっかけにも
この箱を置いたことで細々したおもちゃが片づいただけでなく、うれしいこともたくさんありました。
「絵本をいただきました。大切に読ませていただきます」とお礼の手紙とお菓子が入れてあったり、小さな男の子が「絵本のお礼を言いたい」とお母さんと来てくれたり。
そうした交流のおかげで、近所に同じ年の子がいるのを知るきっかけにもなりました。うちの息子たちは違うエリアの保育園に通っていたため、全然、近所にお友達がいなかったのです。その子とは小学校が一緒になり、今でも仲良しです。
また、近所の方から「孫が遊びに来る時のおもちゃにいただきました。喜んで遊んでます」と声をかけていただいたこともありました。
箱に入らないコンビカー(小さな子が足で蹴って動かす車のおもちゃ)は写真を印刷して玄関前の壁に貼り、「欲しい方はピンポン押してください」と書いておいたら、すぐにもらい手が見つかりました。
最近はやらなくなってしまいましたが、リサイクルショップに持って行くよりは欲しい人の手元に届いていると感じられるのがいいと思っています。
[方法3]メルカリに出品
最近はもっぱらこの方法です。
メルカリを始めて1年経ちますが、意外なモノが売れるのが面白いです。その1つがおもちゃで、とりあえず試しに出したら意外に早く売れて驚いたものがたくさんあります。
こんな意外なものが売れた
・ガチャガチャの商品
・お祭りで買った仮面ライダーのお面
・コンビニのペットボトル製品についていたポケモンの駒のセット
・なめこ栽培キットのスタンプ
・お菓子売り場に売っている妖怪ウォッチの指人形
・くまのけん玉(本格的なものではない)
・粘土遊びのセット
・幼児向け雑誌の付録の読み聞かせCD
・LaQ(ラキュー)のパーツ
昔流行ったものも意外に人気
ポケモンやアンパンマンなど、ずっと人気のキャラクターのおもちゃが売れるのは分かるのですが、過去の仮面ライダーや昔、流行ったなめこ栽培キットのおもちゃも早く売れたのには驚きました。
もちろん高値では売れませんが、どれも新品ではありません。今までだったらきっと捨てるしかないとあきらめていたものも多いです。
最近はプラスチックゴミの多さも問題になっているので、まずはいらないものはもらわないところから始めて、できる限り、捨てないで処分していきたいと思います。