①から読む
部屋の位置によって変わるメリット、デメリット
わが家は2階がリビングで、以前の仕事部屋(7畳)は1階でした。他の家族が過ごすフロアと分けることで、
・集中しやすい(作業だけでなく、電話がかかってきた時など)
・子どもが友達を連れて来ても仕事できる(あまりににぎやかな場合は、イヤホン使用)
というメリットがありました。
今はキッチンの脇なので、子どもが気軽に出入りしてきて集中しづらいのが最大のデメリット。
絶対にこれを仕上げなければいけない!という時は、子どもにも「お母さん、今から◎時まで集中してやります」と宣言したりしています。
一方、ご飯の準備をしながら仕事ができるのは大きなメリットです。集中力が必要な仕事は無理ですが、メールの返事を書いたり、情報をネット検索したりしながら、お鍋を見にいけます。
ちなみにiPadはあまり使わないため、キッチンのそばにパソコンがあることで、レシピ検索もしやすくなりました。
ドアが閉められるのはメリットだけでない
狭小住宅の場合、しっかりドアが閉められる個室をワークスペースに使えるとは限りません。
わが家の場合もキッチン脇の部屋でドアはありません。そのため、閉じたい時は、部屋入り口のすぐそばにあるキッチンの収納扉を開けて、ワークスペースのドア代わりにしています(きっちりは閉まりませんが)。
ZOOMなどで会議をしょっちゅうやる場合はドアがないと厳しいですが、デスク作業メインの場合、ドアがあることはいいことばかりではないと思います。
ドアがあれば、当たり前ですが作業に集中でき、電話やオンライン打ち合せもしやすいです。
でも、子どもの年齢や性格によっては、甘えたり、何かを気軽に相談できなくなったりする難しさもあると思うのです。
わが家の場合、次男が大人の表情に敏感なタイプなので、親がずっと個室にこもってしまうと、遠慮して何か言いたくてもガマンしてしまったりしそうです。
だから、切羽詰まっている時はイライラしてしまうこともしょちゅうですが、まだ小学生の今は仕事中に気軽に話しかけれる環境でいいのかなと思っています。
子どもがいるテレワークの本当の難しさ
実は子どもがいる在宅ワークの一番の難しさは、子どもにとってはオフの場である家で、親が常にオンの状態になってしまう、ということだと思います。
とは言え、いつも子どもの相手をしていては仕事が進まないので、
- 話ができない時間帯、状況(会社の人と電話で話している時)を伝える。
- 多めに休憩を入れて、子どもの様子を見に行く。
- 何かあった時はいつでも声をかけていいと伝えておく。
といった心がけが必要かなと思います。
部屋を固定しない
この先、外に事務所を借りる予定はありませんが、それでも今のワークスペースをずっと使うとは思っていません。
部屋数が限られる狭小住宅では、部屋の役割を固定してしまうのではなく、柔軟に変えていくことが大切だと思うからです。
だから、資料や保存書類などのモノを増やさないようにしています。年間保管が義務づけられている確定申告の書類など、すぐ使わないものは全く違う場所にしまったり、スキャナーを活用して、紙ではなくPDFで保存したりしているのもそのためです。
部屋をすっきりさせておきたいのもありますが、いつでも家族の成長に合わせて違う部屋に移動できるようにしたいから。
実際、次男が中学生になったら、今使っている部屋を明け渡さなくてはいかなくなると予想して、今度はどこをワークスペースにするか色々考えているところです。