枚数の割に1軍の服がない!
自分の服のセンスに自信がありません。
かといって、服に興味がないわけではなく、こういう服が好きだというこだわりはあり、服を見たりするのも好きです。
それなのに、自分で選んだ服はどれも「なんだかイマイチ」、垢抜けないと感じてしまいます。
今年、クローゼットを徹底的に片付けて思ったのが、持っている服の枚数の割に「自信を持って着られる1軍の服がない」ということ。
着ていて着心地の悪い服、サイズ感がイマイチの服の方が多いことに加え、結局トップス、ボトムスの組み合わせがワンパターン。
いつも着る服はないと思ってしまう原因もここにありそうです。
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スタッフにアドバイスを求めてみたら…
特に秋冬ものはボトムスが少なく、さすがに洗濯に困るレベルになってきたので、久々に洋服を買いに行きました。
今日、あえてやってみたのが「お店の人のアドバイスを聞く」ことです。
私は街頭でもお店でも話しかけられやすいタイプで、以前、ショップで働く友人に言われたのが「店内に5人いたら、まず最初に声をかける顔」なんだそうです(笑)。
そのせいか店内に入って洋服を触るたびに話しかけられてしまい、ゆっくり見られないということも多いため、いつもは話しかけられても曖昧に対応していました。
でも、今日は声をかけられた時、あえて自分から「チャコールグレーのトップスを持っているけど、ボトムスが黒しかなくて着こなせないんです」と相談してみたのです。
普段、ネイビーやベージュのトップスが多いことも伝えると、ショップスタッフさんが勧めてくれたのがちょっとブラウンっぽいビンクと水色のパンツでした。
絶対に自分では手に取らない色ですが、持っている他の色と合わせてみると納得。
さらに試着後、水色のパンツは形が好きではなかったと伝えたところ、今度はグリーンとブルーの中間のようなコーデュロイのパンツを持ってきてくれました。
これまた絶対に自分では選ばないアイテムです。コーデュロイって、今年、流行っているのは知っていましたが、なんとなく野暮ったいイメージがあったのです(昔はコールテンって呼んでましたよね?)。
ところが履いてみると、形もきれいで痩せて見える(笑)。いろんな色に合いそうです。
自分で選ぶとワンパターンになりがち
いつもだったらどちらか1つしか買わないのですが、ワンパターンから抜け出してみたい気持ちもあり、結局、両方お買い上げしました。
ふだんは白×黒のようにコントラストが強い組み合わせにしてしまいがちなのが、洋服の枚数の割に一軍が少ない原因だと気づいていたことも、素直にアドバイスに従うことができた理由です。
実際、店に入った時、チャコールグレーに合わせようと思って探していたのは、白系のパンツやロングスカートでした。
ショップスタッフさんに「自分では絶対選ばなかったので、相談してよかったです」とお伝えしたら、「私もうれしいです」と言ってくれました。
今回、改めて思ったのは、プロのアドバイスを聞くって大切だなということ。
考えてみれば、ショップスタッフさんだって、きっと洋服が好きでこの仕事をしているのだろうし、アドバイスを求められれば、力が入りますよね。
実際、最初に「チャコールグレーが着こなせなくて」と相談した時、店員さんがなんだかうれしそうな顔をしたように見えました。
但し、どんな店員さんでもうまく行くわけではなく、こちらの想像を超えるアドバイスをしてくださる方に出会えたことが大きいです。
「これってどんな服に合わせればいいんですか?」と聞いても、「デニムに合います」しか言ってくれない店員さんがたまにいて、いつも「そりゃ、デニムには大体合うでしょ」って心の中で突っ込んでしまうので…。
あと、年齢的にあまりに若い方だと、勧めてくれるものにピンと来ないのですが、年代的にもキャリアのありそうな方だったのもポイントだと思います。
最近、ネットで洋服の買い物で失敗が多かったので、リアル店舗での買い物の良さを味わいました。
自信のないことはプロに頼ってみる。これ、他のことにも通じる気がします。