入居21年まで畳を交換しなかった理由
前回の記事で20年までにメンテナンスした場所や費用について書きました。
最近、メンテナンスでお金がかかったのが、畳と襖です。21年で交換したことになりますが、本当はもっと早く交換したかった…本当にボロボロでした。
わが家の場合、最初に襖の紙を変えたのが、入居から6〜8年経ったぐらいだったと思います。入居してから3年で長男が生まれ、やはり夫婦2人だけの時とは明らかに汚れました。和室の日当たりがいいので、焼けてしまったのも大きいです。
その後、5歳違いで次男が生まれ、しかも、次男の方が活発だったため、汚れされるのを気にしながら暮らすのもイヤだなと思い、「しばらく畳と襖は変えない」と決めたのでした。
とはいっても10年目ではそれほどダメージがなかったように思います。次男が年長さん、小学生になってから(入居15年経ったぐらい)、畳に書き初めの墨汁をつけられたり、襖に穴を開けられたりが増えました。でんぐり返しをして襖に足を突っ込んだり、書き初めをするのに筆を新聞紙に直に置いたりと、まあ、色々やってくれました。
うちは子どもが1歳からフルタイムで働いていて、子どもたちは日中、保育園に行っていたので、そうでないご家庭やきょうだいの年が近いご家庭はもっとダメージが大きいかもしれません。
畳、襖、障子の交換にかかった費用
今年、ついに畳、襖の交換に踏み切ったのは、コロナで延び延びになっていたこともありますが、次男が中学生になり、さすがに襖に穴は開けないだろうと判断したからです(笑)。
畳は2、3年前から藁のカスが出て靴下についてしまうぐらいのダメージっぷりでした。
隙間も目立つようになっていました
かかった費用は全部で14万円ぐらい。それまでは夫がやっていた障子のも思っていたより安かったので、一緒にお願いしました。
【交換したもの】
- 和室5畳
- 襖2枚(表・裏張り替え)
- 障子7枚(枠は交換せず)
お金はかかりましたが、大満足でした。毎日、寝る場所なので、本当に気持ちがいいです。
縁のデザインを選ぶのも楽しい作業でした
入居20年で最も劣化を感じるようになった部分
わが家の経験畳や襖は入居20年では遅すぎると思うので、家族構成や使用頻度にもよりますが10〜15年ぐらいが目安になるかと思います。
そして、入居20年が近づいてきた頃から気になり始めたダメージがあります。それはお風呂のドアガラス(正確にはガラスではありませんが…)を縁取っているゴムパッキンです。ボロボロと取れるようになりました。
一昨年ぐらいにキッチンの収納扉の裏に貼ってある、虫が入るのを防ぐゴムパッキンも切れてしまい、これは「ムシむしパッキン」という市販品を買って、夫が交換しました。
このように部分的に使われているゴムやシリコンなどが劣化していくのが、入居20年ぐらいなのかなと思います。
お風呂のドアは自分で貼り替える人もいるようですが、まずゴムを剥がすのが大変そうで、様子を見ている所です。
※初出後、畳、襖張り替えの金額を修正しました。