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【子どもの成長と収納】子どものものが増える年齢、減る年齢

子どもの人数が増えるとモノも増える

子どもが中学生、大学生になった今、小さな家で子育て真っ最中のパパ、ママにお伝えしたいこと。それは「モノが多くて収納が足りないのも今だけですよ」ということです。

振り返ると、今の家に夫婦2人で住んでいたところに、長男が生まれて赤ちゃん時期に必要なものがどっと増えました。その後、おもちゃや絵本が増え、小学校に入ると学用品や本、マンガが増え…。5歳差で生まれた次男のためにお下がりを取っておいたこともあり、年中、片づけをしたり、収納方法を変えたりしていました。

お下がりとして残しておいたのは洋服だけでなく、学用品もです。算数セット、ピアニカ、絵の具セット、習字セット、リコーダーなどに加えてランドセルも予備で残していたので、押し入れやロフトの結構なスペースを使っていました。

子どものモノが減ったと感じた最初の瞬間

ここ何年か自分のモノはせっせと断捨離×メルカリ出品してきた結果、家の収納にあるもののほとんどは子どものモノに。

「子どもが家を出るまでスッキリはしないのか」と思っていました。が、長男が中学に入学するタイミングで、子どものモノが減りました。

次男用にお下がりは取っておかないといけないのですが、小学校6年間を経験しているので、置いておいても使わないモノが見極められるようになります。また、洋服なども「置いておいても着なそう」ということがわかるようになり、思い切って手放せるようになりました。

また、それまでは子どもに「これ置いておく?」と聞いても「置いておくー」という(あまり考えてなさそうな)返事しかもらえなかったのですが、成長したことでその判断をだいぶしてもらえるようになったことも大きいです。

劇的に減った時期とは?

その後、大幅にモノが減ったのが、次男が中学校に入学したタイミングです。もう小学校のものは取っておかなくていいので、算数セットとピアニカ、次男用に置いておいた引き出し(プラスチックのやつ)などの大物がいらなくなり、かなりスペースが空きました。

また、ランドセルもついに手放すことに。ランドセルやピアニカはショップングセンターのSDGsイベントで、NPO法人JIYUの「POSTMANプロジェクト」という、海外に学用品を届ける取り組み行なっている団体の回収ポストが設置されていたので、それを利用しました。ランドセルが2つなくなった影響は、スペース的にかなり大きかったです。

NPO法人JIYU - 寄付 | 文房具 | ランドセル | 東南アジア
NPO法人JIYUは教育支援による貧困からの脱却とそれを体験型で支援することで、 感動 共有する社会貢献活動を目的とする団体です。途上国への教育支援に参加してみませんか?

中学は制服になることもあり、入学のタイミングで洋服やバッグ、靴なども整理しました。あと、部活に入ったことで、もうスクールに行ったりしないだろうと判断し、置いておいたジュニア用のラケットもメルカリに。

手放した大きなものでは、古いキーボード(電子ピアノ)があります。これは次男が時々、弾いていたのですが使わなくなったことと、もし本格的にやるならMacにつなげられるものの方が面白いだろうということで、こちらもメルカリに出品。20年以上前のものですが、早く売れてびっくりしました。

中学でモノが減るちょっと寂しい理由

その後、片づけを続けたこともあり、昨年はずいぶんいらないモノが出ました。

例えばかき氷機。毎年、夏に子どもが自分で作って食べていたのですが、ここ数年、シロップが必ず余るようになっていました。そして、昨年は一度も使わずに終わりました。

部活から疲れて帰ってきてかき氷を作るよりもアイスを食べたいというのもありますが、何より部活や友達との時間が増え、休日に家にいないことが増えました。家にいても部屋でYouTubeを見てる方が多い…。

長男が中学生になった時はまだ次男が低学年だったのでそんなことはなかったのですが、次男が中学に入ってから、家族で過ごす時間が減ったことで、そういう「家庭内で子どもと使うモノ」がいらなくなりました。寂しいけど、これも成長です。

また、中学に入ると、小学校の時のように美術の作品などを持って帰らなくなり、持って帰ってもいちいち親に見せないので、保管する作品も増えなくなります。

アイスグッズ
かき氷関連の道具やアイスづくりの道具も処分しました

家を建てる時「一番モノが多い状態」を基準にしない

この後、高校に入ると、身長などの成長も止まるのでサイズアウトする洋服も出なくなります(部活が終わって太ってしまうケースもあるみたいですが)。

モノが多いピークは子どもが12歳ぐらいまで。その後は減っていき、場合によっては独立して家を出ていくわけで、その後、夫婦2人で住む期間の方が長いのではないかと思います。

そう考えると、狭小住宅の場合、各部屋に収納をしっかり作って1部屋のスペースが大きくなるよりも、ベッドだけ置ける最小限の部屋を子どもの人数分作って(できれば将来的には繋げられるような造りにして)、収納はファミリークロークのような大きなものに集約する方がいいのかなと思います。

3畳の子ども部屋
3畳の子ども部屋。床に空きはありますが、2畳だと普通のサイズのシングルベッドが入らないので2.5〜3畳がベストだと思っています