スポンサーリンク

【50代からの私服の制服化1】私が制服化を決断した理由

消去法ではなく服を選びたい

これまでも記事にしているように、洋服は定期的にチェックして減らしてきました。今、クローゼットにある服の中に「最近、一度も着ていない」というものはありません。

【関連記事】

でも、ここまで減らしてみて気づいたのが「こんなに厳選したのに、着る時にわくわくする服がほとんどない」ということ。「昨日はこれを着たから、今日はこれでいいか」「今日はデニム履くから、これを合わせるか」みたいな選び方になっているなと。

この10年の間に親が亡くなったり、それに伴う遺品整理をしたりしたことで、「限りある人生なのだから、本当に好きなものだけに囲まれて暮らしたい」という願望が強くなりました。

洋服もすごく気に入っていて、着心地がいいものだけにしたい、とこれまで以上に思うようになったのです。

自分を好きでいられる服だけにしたい

もう1つ、これは以前から思っていたことですが、「もっと自分に自信を持ちたい」ということ。ものすごく自己肯定感が低いというわけではないですが、昔から自分の服装に自信が持てないんですよね…。

それこそ仕事をバリバリやっていた20代後半〜30代前半(子どもが生まれる前)は、色々なブランドものを買ってみたり、雑誌を見て「これがいい」と言われているものを買ってみたりしていました。今、振り返ると、それは自信のなさから来るものだったと分かります。

でも、50代になって、いつも自信が持てない自分にサヨナラしたいなと。着ている自分に自信が持てるような服、朝、着替えた時に気持ちがシャキッとするような服だけにしたいと思うようになったのです。

迷走を続けてきた服の買い方

振り返ってみると、「たくさん服が持っていたい」という願望は昔からありませんでした。いいなと思うのは、厳選された少ない枚数のクローゼットやいいものを長く着続けるというスタイルです。

長年、そんな買い方、着方に憧れてきたのに、これまでの服の選び方、買い方を振り返ってみると、まあ、迷走という言葉があてはまります…。

ちなみに今までの買い方はこんな感じです。

【買う場所・ブランド】

  • 一番多く買っているのはグリーンレーベルリラクシング(デザインが好きなものが多い、予算が合う)
  • 節約意識が高まると、中古で買ってみたり、パシオスやしまむらで激安を買ってみたりすることも。
  • ユニクロやアウトレットも利用するが、なぜか長く着れずにメルカリ出品となることが多い。

【価格】

  • アイテムによるが、新品は1万円〜1万2,000円ぐらいを上限で選んでいる(特に根拠なし)

たどり着いた「私服の制服化」

先ほど書いた「自分の服装に自信が持てない」のも、結局は自分がすごく気に入ったもの、顔映りがよいものや体型に合ったものを買っていないことが原因じゃないかと考えています。

そんな紆余曲折があり、ミニマリスト的な生活にも興味を持つようになって、知ったのが「私服の制服化」です。

この制服化を知ったのも1年以上前なのですが、じゃあ、どの服で「制服化」すればいいのかという答えが見つからず、情報収集だけ続けていました。

また、ある程度服を厳選してきたために、クローゼットにあるのは「すごく気に入っているわけではないけれど、嫌いなわけでもない服」です。それを処分するというのは、エコ意識が高い自分にはなかなか決断できませんでした。

でも、大きな不満はないけれど、なんとなくつまらないと感じる日々が続いたこと、昨年新品で買った服を今年着たいと思わなかったこと、そして時間ができたこともあり、思い切って「私服の制服化」をやってみようと決めたのでした。

そう決めただけで片づけ好きの私は、なんだかワクワクしてきました。

現在のクローゼット
現状のクローゼット。上部のバーにかけてあるもの、その下に畳んでいるのが
全シーズンの服です(右側は夫の服)