不用品と今、捨てることができた理由を記録してみた
自他共に認める片づけ好きです。
それを知ってる人からは「もう捨てるモノないでしょう?」と言われたりするのですが、片づけは好きでも掃除好きっていうほどではなので、常にホテルみたいにすっきりしているわけではなく…。
仕事が忙しかったり、ちょっとメンタルがイマイチだったりすると、すぐにごちゃ〜っとしてきます。
そんな「家の中が滞ってる感」がイヤになって、久しぶりにかなり徹底的に片づけを決行。そうしたら、ふだんから片づけていても、そんなに買い物をしていなくても、まだまだこんなにいらないものが出るんだと驚きました。
そこで、どんなものを捨てたかを記録して、なぜ、今捨てられたのかを分析。気づいたことをまとめました。
気づいたこと① 子どもが高校に入るまではあきらめも大切
【子どもの成長でいらなくなったもの11個】
- 1.中学校の制服
- 2.高校の制服
- 3.中学校のジャージ、体操服
- 4.高校のジャージ、体操服
- 5.学校で使う水着、スイミングキャップ
- 6.小・中学校で使った絵具セット
- 7.小・中学校で使った書道、書き初めセット
- 8.リコーダー
- 9.筆箱
- 10.インクの出ないペン類
- 11.三角定規、コンパスなど
今年、次男が高校に入学。私の住む地域はまだ学ランの高校があるので、長男が着たものやおさがりで友人からもらったものを取ってありました。が、結局、次男が進学したのはブレザーの学校だったので、かさばる学ランをどっさり処分できてすっきり。併せて一応、取ってあった長男の高校の制服や体操服、部活ユニフォームなども片づけたので、押し入れのスペースがかなり空きました。
さらに高校ではもう使わないことが分かり、2人分の書道セットや絵の具セット、リコーダーなどを処分。久しぶりにどっさり不燃ごみを出しました。もう冬休みのたびに書き初めでどこかを汚されなくなるのもうれしい…。
また、次男の部屋には、これまで進級や卒業のたびに「とりあえず…」となんでも箱にしまってきたものが積んでありました。ついにこの箱の中を一緒に片付けたのですが、まあ、ほとんどがいらないものでした(勝手に捨てないで、本人が捨てる気になった時に片づけることにしています)。
びっくりしたのが、たくさんあったペンのほとんどがインク切れだったこと。あと、2人兄弟なのに三角定規とか分度器、コンパスが何個もあったことです。いつも同じ場所に戻すようにしていれば、「明日使うから」と言われて買わされることもなかったなあという反省しました。
子どものものを片づけて、義務教育さえ終われば子どものモノはすごく減るんだと思いました。逆に言えば、義務教育期間中は子どものものだけで結構、場所を取るということです。特にきょうだいがいて、おさがりを使わせる場合は置いておく期間も長くなります。
よくお子さんがいる家庭の「片づかない」という悩みを記事などで読みます。でも、少なくとも中学卒業ぐらいまではそんな自分を責めないで、仕方ないと割り切ることも大切だと思います。
気づいたこと② 判断の先送りはいいことなし!
【直そうor売れるかもと思っておいておいたもの3個】
- 12.穴の空いたユニクロのカシミヤセーター
- 13.持ち手が少し破れたキャスキッドソンのトートバッグ
- 14.さんすうセット
ユニクロのカシミヤセーターは、色が好きだけど、首元が寒くてあまり着ることなく何年か経過。久しぶりに着ようと思ったら虫食いができていました…。
キャスキッドソンのトートバッグは持ち手に少しダメージがあり、柄が珍しくて気に入っていたので、「リメイクできるかも」とそのまま持ち続けていました。でも、縦型で出し入れがしづらくてつい買う頻度も下がっていたので、結局、色褪せてしまっただけでした。
さんすうセットも同じものがメルカリで売られていたのだけど、名前シールを剥がすのが大変で放置していたら、もう売れないぐらい古くなってしまっていました。
どれも使わないと分かった時点で、すぐに売っていれば売れたはず。先送りはいいことがないと改めて勉強になりました。
気づいたこと③:ゴミになるかはリセールバリュー次第
【単純に使わなくなったもの13個】
- 15.スタバのタンブラー
- 16.スタンレーのタンブラー
- 17.厚手のネックウォーマー
- 18.キャミソール2枚
- 19.スーツのインナー用に買ったユニクロTシャツ
- 20.運動会などに使っていた大きめのお弁当箱 2個
- 21.水着
- 22.食洗機で洗えない水筒
- 23.以前使っていた大きめの財布
- 24.100均のプラスチックボトル
- 25.コンパクトミラー3つ
- 26.お正月しか使わない大皿
- 27.畳み方が面倒くさいエコバッグ

スイム関連グッズが全て不要に。
スイムボートは膨らますのが大変で1回しか使ってません(笑)。
15〜21のものは、スタバに行かなくなった(値上がりも理由)、寒い日に自転車に乗らなくなった(ネックウォーマー)、仕事でスーツを着なくなった、運動会がなくなった、海やプールに(さすがに)行かなくなった、食洗機で洗える水筒に買い替えた、などの理由で使わなくなったものです。
どんなに慎重に買い物をしても、やはり生活スタイルが変わったり、もっと便利なものが出て買い替えたりすることはあるんだと思いました。
やや判断を先送りにしてしまったものもありますが、例えばスタンレーのタンブラーなど、いくつかはメルカリでよい値段で売れました。そう考えると、何か買う時はリセールバリュー(再び売却するときの価値)まで考えると、結果的に無駄にならないということを再認識しました。
また、勝間和代さんもYouTubeで「100均で買い直せるものは捨てる」というようなことをおっしゃっていたのですが、めったに使わないもので100均などで買い直せるものを持ち続けないことにしました。24、25がそれです。
26、27はどちらも代わりになる、もっといいものをもらったのが理由です。例えば大皿は、実家の片づけで軽いものをもらって、重い方を手放すことにしました。

今後、使うことがなさそうなので思い切って手放し。
気づいたこと④:「買い直せる」なら捨てられる
【好きで購入したけれど、思い切って手放したもの】
- 28.ずっと大事にしていたトートバッグ
- 29.デザインが好きな大きめトートバッグ
- 30.最近買ったナイロンバッグ
- 31.欠けてしまった小皿セット
- 32.スヌーピーのグッズ
- 33.かわいいキャラクターのペンケース
- 34.骨董屋で買った皿、汁椀
- 35.全巻揃えたマンガ
- 36.メルカリでわざわざ購入したライブのDVDセット
- 37.O脚用のインソール
- 38.30年近く持っていた古道具のちゃぶ台
- 39.アウトレットで買ったままの新品の服
- 40.他に比べて着る頻度が低いカットソー
- 41.プリントT シャツ
- 42.未開封のアイカラー
- 43.使い捨てをやめようと思って購入したシリコン保存容器
- 44.好きなキャラクターのマグカップ
- 45.帽子
- 46.一度も作っていない料理本
- 47.色が好きで買ったテーパードパンツ
- 48.すり鉢
- 49.コーヒーポット
- 50.何回もくり返し読んでいる本

ハッピーセットのおまけ。
メルカリでも売れないし、飾るわけでもないのでこちらも手放しました。
今は子どもも一緒に住んでいるのでなかなか難しいですが、憧れるのは使っているモノしかない、持ち物が少ない暮らしです。
片づけ好きなので、私が管理できるもので「明らかな不用品」はもう家の中にはありません。それでも最小限までモノが減らないのは「気に入っているけど、使っていないモノ」がいっぱいあるからなんだと思います。
今回の片づけでは、今までは「気に入っているから」「好きだから」と捨てる候補に入らなかったけど、冷静に考えてみたら「使ってない」というものを思い切って手放しました。
自分的に「思い切ったなあ」と思うのが、35の全巻揃えたマンガです。鑑賞した映画の原作を読みたくなって買ったのですが、結局、読み終わらず、「読まなきゃ」がストレスになっていることに気づき、メルカリで売りました。
もう1つは38のちゃぶ台。すごく気に入っているものなのですが、高さが低いため、結局、座りにくい。今の年齢で使わないならもう使わないだろうと思い、こちらもメルカリで手放しました。
28〜50まで思い切れた理由が、特にトートバッグなどは使っていなかったことでカビなどが生えてしまったこと。布、紙が素材のものは使わずに持ち続けてるリスクもあると感じています。
そして、欲しくなったらメルカリなどで同じようなものを買えることに気づいたこと。とはいえ、手放してみると、思っていた以上に未練がないです。
ちょっと例外は50の本で、何度も読みたい本は老眼の今、電子書籍の方が読みやすいため、半額セールの時にKindle版を購入。紙の本はメルカリに出しました。
50個のものでゴミで出したものはほんの一部。なるべくリユース、リサイクルできる方法を考えました。次回はそれをご紹介します。


