【3畳・2畳の子供部屋】エアコンは必要?狭小住宅の暑さ対策

本記事にはアフィリエイトリンクを含みますが、記事の内容は筆者の体験や取材に基づいて作成しています。

わが家は12坪・延べ床面積約28坪、スキップフロアの家に4人で住んでいます。

子供は大学生、高校生の男子2人ですが、実際に住んでみて意外に悩んだのが、子供部屋の暑さ対策でした。次男の子供部屋として使いたい部屋が、3畳と2畳だからです。

結論からいうと、

  • 3畳の子供部屋にはエアコン
  • 2畳の勉強部屋にはコンパクトクーラー

を導入して、ようやく夏を過ごせるようになりました。

一方、初めに購入したスポットクーラーは、音や効果に不満があり、手放してしまいました。

今回は狭小住宅で実際に試した暑さ対策や、スポットクーラーで失敗した経験、3畳・2畳の部屋で感じたメリット・デメリットを紹介します。

12坪の狭小住宅。わが家の間取り

わが家の個室は3つです。

【個室の内訳】

  • 約7畳
  • 約3畳
  • 約5畳(この部屋のみ和室+ロフト)
  • 2畳の部屋というのは、元々は納戸として使っていた場所で、コロナ禍にzoomをやる時の部屋としてDIYで改装しています。

この他、キッチン・リビングと、玄関として使っている土間があります。

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3畳と2畳の部屋が子供部屋になった経緯

子供が生まれる前に家を建てたので、子供部屋は住みながら試行錯誤してきました。

現在の使い方は、

・大学生の長男が7畳の部屋
・高校生の次男が3畳の部屋(ベッド、洋服を置いている)
・2畳の部屋は次男の勉強部屋(教科書などはこちら)

想定外だったのは、次男が3畳の部屋だけでは足りず、2畳の部屋も勉強部屋として使うことになったことです。

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3畳、2畳の部屋にエアコンが設置できなかった理由

子供部屋は決まったものの、その後、問題になったのが、3畳、2畳の部屋の「暑さ」です。

そもそも3畳の部屋はキッチンの隣にあり、子どもが生まれる前は洗濯物を干すなど、家事室的な使い方でした。生まれてからもおもちゃを置いたりしていたので、エアコン設置を考えることはありませんでした。

だから、エアコンを設置するための配管などを一切していなかったのです。まず、そこがネックでした。

暑さ対策を考えるようになったのは、やはりこの部屋で寝るようになってからです。ただ、暑いならエアコンをつければいい…というのは、3畳の部屋では簡単ではありません。

なぜならエアコンが効きすぎるから。エアコンは6畳用〜なので、3畳だとあっという間に冷えてしまい、特に就寝中の利用が心配でした。

そんなわけですぐにエアコンをつけることなく、2〜3年は別の方法でどうにか対応していました。

3畳の部屋で最初に試した暑さ対策

3畳の部屋はキッチン、リビングと同じフロアにあります。キッチン、リビングにはエアコンがなく、リビングから4段上がった和室にあるエアコンで冷やしています。

キッチンにはエアコンをつけるかもしれない、と思って、新築時に配線をしてありました。が、エアコンの存在感が大きすぎるのと、絵を飾ったりできなくなるのが嫌でつけないまま来てしまいました。

そこで、最初の頃は、3畳の部屋では扇風機を使いつつ、リビングの冷気が3畳の部屋にも行くようにサーキュレーターも活用していました。

3畳の部屋を使う次男は、よりによって暑がり。扇風機をかなり体に近づけて使ったりしているのも心配でしたが、さすがに35度を超える日や熱帯夜などは扇風機では厳しかったようです。

同時に3畳の部屋の暑さ対策としてやったのが、階段を挟んで隣接している和室のエアコンから換気扇(エアパス換気)で風を送るようにする方法です。

でも、次のような理由で、使わなくなってしまいました。

【エアパス換気扇をやめた理由】

  • 換気扇の風の音が意外に大きい(DIYでやったからかも?)
  • 3畳の部屋に風を送るためには、エアコンのある和室をかなり冷やさないといけない(和室が冷えすぎて、自分たちが寝られない)

結局、暑くて寝られないと言って私たちの寝ている部屋に来たり、勉強もリビングでやったりと、その場しのぎを続けているうちに季節が変わる…という状況が続いていました。

3畳の子供部屋にエアコンは贅沢?設置して分かった意外なメリット

試行錯誤してきた結果、ついにエアコンをつけることに決めたのは、次男が3畳の部屋を本格的に使い始めて3年目でした。

実は「エアコン設置しよう」と決めたのは前の年だったのですが、すでに暑い時期に入り、エアコン工事はすぐ来てもらえないことがわかり、断念したという経緯があります。

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そこで翌年は早めから準備して、無事、暑くなる前にエアコンを設置できました。

心配していた「冷えすぎ」ですが、確かに3畳の部屋のドアを閉めてしまうとあっという間に冷え冷えになってしまいます。ただ、ドアを開けておけば、隣接したキッチンも冷えるので、特に火を使っている時は助かっています。3畳のような狭い部屋で6畳用を使うなら、隣接した部屋と兼ねるのはポイントだと思います。

また、冷やしすぎるのは、だいたい次男の帰宅直後か就寝中。エアコンをつけていなかったけれど、暑くて一気に温度を下げたor強風にした、というパターンが多いです。

いちいち注意すると嫌な顔をするお年頃なので(笑)、寝た後にそっと温度を上げたり、夜1時にはエアコンが止まる設定にしたりしています。

設置したのは最新のエアコンなので、自動にしておけば、部屋の温度をキャッチして温度設定してくれるのは助かります。3畳のような狭い部屋でエアコンを使う場合、「室温に応じた温度設定をしてくれる」ことは選ぶ際のポイントになると感じました。

2畳の部屋でも暑さ問題が発生

3畳の部屋にエアコンをつけたのだから勉強もこの部屋でしてほしいところですが、本人の要望もあり、そのまま2部屋を使うことに。2畳の勉強部屋は以前、私がzoomに使っていた部屋で、確かに集中できるので使いたい気持ちも分かるんですよね…。

もう1つ、こちらが折れた理由として、3畳の部屋はキッチンと隣り合っているので落ち着かないだろう、ということもありました。2畳の部屋は外に音も漏れにくく、カギもついているので、友達とオンラインでしゃべったりする時はそこを使っています。

…となると、結局、2畳の部屋でも「暑さ問題」が出てきます。3畳以上にエアコンは効きすぎるし、天井も低く、元は納戸だった部屋なので配管などもしていません。

工事なしでつけられるスポットクーラーの落とし穴

配管、狭さなどが原因でエアコンが設置できない部屋の暑さ対策について検索すると、工事不要のスポットクーラー(ポータブルクーラー、コンパクトクーラー)や窓用エアコンなどが出てきます。

実は私が2畳の部屋を使っていた時も暑さがつらく、持ち運べるタイプのスポットクーラーを購入しました。でも、実際に使ってみて痛感したのが、「スポットクーラーとは、決して壁に設置するタイプのエアコンをミニサイズにしたものではない」ということでした。

私が購入したスポットクーラーの商品説明にも明記してあったのですが、スポットクーラーとは「部屋全体を冷やせない」「あくまでも冷たい風を体に当てて使う」商品なのです。

そして、壁に設置するタイプの一般的なエアコンとの大きな違いは「排熱」です。

エアコンで部屋を冷やすしくみを簡単に言うと、

室内の空気に含まれる熱を取り出して、室外機から外に放出する

です。

つまり単に冷たい風が出てくるわけではなく、熱をどこかに出さなければいけないわけです。

購入したスポットクーラーは熱を排出するための排熱ダクト(ホース)を付けなくても使えましたが、その場合は「温風が背面から出ます。閉め切った場所で使われた場合は室温が上がります」と明記されていました。

【その時に買ったスポットクーラーについて後半に書いてあります】

また、使ってみて分かった大きな違いは「音の大きさ」です。一般的なエアコンで急激に部屋を冷やそうとする時、風量が強くなり、ゴーっというような音が出ることがあります。スポットクーラーはそれよりももっと大きな音が、常時鳴っている状態でした。

この時は窓を少し開けてダクトを出していましたが、そのために窓の近くに置かなければいけません。窓は机より高い位置にあるので、自分の真横で音が鳴っている状態に。部屋が狭いこともあり、余計に音が気になりました。

特にコンパクトを重視した商品だったこともあり、それほど涼しいとは感じられず、部屋を冷やすというよりは、冷たい風を体に当てる、という感じ。結局、使わなくなってしまいました。

また、部屋に設置するタイプのエアコンを使うと、室外機のホースから水(結露水)が出ますが、スポットクーラーの場合、水が本体のタンクに溜まります。このスポットクーラーはサイズが小さかったこともあり、タンクもかなり小さく、すぐに水が溜まっていました(排熱ダクトとは別のホースで外に出すこともできる構造だったが、水の行き先がないので使わなかった)。

このような理由から、どうにも使い勝手が悪く、次男が2畳の部屋を使う前に、このスポットクーラーは手放してしまっていたのでした。

2畳の子供部屋に選んだ「コンパクトクーラー」。スポットクーラーとの違い

このような経験があるので、2畳の部屋に再度、スポットクーラーの類を購入することは考えていませんでした。3畳の部屋にエアコンもつけたし、これ以上お金をかけたくないという気持ちもありました。

初めは扇風機で凌いでもらっていましたが、毎年、暑さが更新される上、残暑も長い。しかも、この部屋は西陽が入るため、次男が部屋を使う午後は一番暑くなってしまいます。

特に高校に入ってからは勉強時間も増えていたので、限界かなあ、と思い、再び家電量販店へ。

そこでスポットクーラーよりサイズの大きい、床置きタイプの「アイリスオーヤマ コンパクトクーラー ICA-0302G」を購入してみました。8月になっていたので値下がりしていたこと、ポイントが溜まっていたこともあり、お試ししやすかったというのもあります。ちなみに金額は税込30,000円(2025年8月購入)ぐらいでした。今はもっと値下がりしています。


では、使ってみてどうだったか?これが前に使っていたスポットクーラーより涼しかったのです。

コンパクトクーラーもスポットクーラー同様、部屋全体をまんべんなく冷やせるわけではなく、冷えるのは本体の周りです。

でも、コンパクトクーラーの方がパワーが大きい分、スポットクーラーに比べ、狭い部屋のかなりの空間を冷やすことはできるようになりました。

特に風量を「強」にすると、2畳の部屋では座っている周りはかなり冷やすことができました。

一般的なエアコンが効いた部屋に入るとヒヤッとしますが、コンパクトクーラーの場合、2畳の部屋であってもそれはありません。でも、デスクの周りは冷えているという状態です。

2畳の部屋はデスクとチェアが部屋のほとんどを占めていて、常に座っている状態。座っているところは寒いぐらいの風が出ているので、「勉強中の暑さをしのぐ」という目的は果たすことができました。

アイリスオーヤマ コンパクトクーラーのデメリット

スポットクーラーより満足度が高いものの、デメリットはあります。

スペック上、騒音もスポットクーラーより低いのですが、やはり風音がうるさいのは変わりません。でも、床置きなので、スポットクーラーほど気になりませんでした。

また、パワーが大きい分、すごく冷えてしまうことがあり、設置型エアコンのように温度調整ができないのはネックです。今年もすでにこのコンパクトクーラーを使っているのですが、次男はすぐにパワーMAXにするため、部屋に入ると「寒っ」となることもあります。まあ、スポットクーラーの時はそこまで冷えを感じられなかったので、喜ばしいことでもあるのですが…。

そして、タンクに溜まった水を捨てる作業が意外に面倒です。体感的には数時間フル稼働したら満水になるぐらい。気づくと、満水のランプがついていることが多いです。

ちなみにアイリスオーヤマには、スポットクーラー、コンパクトクーラーに加え、「ポータブルクーラー」という商品もあり、こちらは排水が不要、低騒音を謳っています。お値段はコンパクトクーラーの倍ぐらいしますが、コンパクトクーラーの冷え方を知った今、気になる商品です。

ポータブルクーラー|エアコン 工事不要|商品情報|アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマのポータブルクーラー・コンパクトクーラー・スポットクーラーの特設サイトです。設置工事不要で今日から使える置き型エアコンです。

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スポットクーラー、コンパクトクーラー購入時に気をつけたいこと

完璧な暑さ対策とはいえないものの、ここ数年、悩んできた3畳、2畳の暑さ問題がようやく解決しました。

わが家はスポットクーラーで失敗したものの、コンパクトクーラーにチャレンジして解決できましたが、検索をするとスポットクーラー、コンパクトクーラー、ポータブルクーラー、小型クーラーなど、メーカーごとにさまざまな呼び方があります。しかもスポットクーラーはこういう商品、コンパクトクーラーはこう、と明確な統一基準はないようです。

そして、スポットクーラーをはじめ、コンパクトクーラーなどの名称で販売されている商品の広告写真などを見ると、熱を排出するための排熱ダクト(ホース)が写っていなかったり、排熱ダクト不要の商品でも「熱い空気の行き先」が描かれていなかったりすることがあります。

そのため購入する時は、前述したような排熱ダクトや結露水、音のことなどを確認することをおすすめします。

ちなみに2畳の部屋でコンパクトクーラーを購入する前、もう失敗したくないのでレンタルも検討しました。金額的には1シーズン(3〜4カ月)レンタルすると、購入金額ぐらいになります。

わが家はメルカリで売る方法もあると考え、購入を選びましたが、置き場所がない場合などは検討してみてもよいかもしれません。

2畳の勉強部屋とコンパクトクーラー
2畳の勉強部屋。「予備校の自習室みたいにしたい」とのリクエストで
机の左右に壁を作っています