ゴム手袋も使えないほどひどかった手湿疹
こんな記事を読みました。
主婦湿疹ともよばれる手湿疹。もう10年以上前ですが、ひどかった時期があります。
両手があかぎれの状態で、皮もめくれて血も出てしまう状態でした。手を濡らしたり、何かに触ったりすると痛みがビリッとくるのがつらかったです。
皮膚科にも通い、「食器洗いの時は手袋をしなさい」と言われたのですが、手袋が皮がめくれた部分に当たって痛くてたまらず、症状がひどい時は夫にやってもらっていました。
家を建てた時、食洗機を導入した理由も、このことが関係しています。
あと、大変だったのが髪の毛を洗う時です。ゴム手袋をしましたが、うまく洗えず困りました。
完治のきっかけはエコへの興味
皮膚科で処方された強めの薬を塗っていると治るのですが、塗らないと再発する、のくり返し。
そんな状態だったのですが、ある時、気づいたらすっかり治っていたのです。
治るまでにどれぐらいの期間だったかはっきり覚えていませんが、ひどい状態の時から手がきれいになるまでの間に変えたことと言えば…と考えたところ、2つ思い当たりました。
1つは食器用の洗剤です。それまでは粗品でもらう、大手メーカーのいわゆる合成洗剤を使っていました。
それを植物由来の洗浄成分を使ったものに変えたのです。
しかもこれは湿疹のためだったわけではなく、当時はシンプルライフやエコに興味を持ち始めた時期で、色々な本を読む中で環境のために変えたのでした。
ヤシの実洗剤をはじめ、色々使ってきて、ここ数年は汚れ落ちも香りもよい「エコベール」が定番です。
5Lサイズをネットで買って、詰め替えています。
意外な盲点!?シャンプーが与える影響
もう1つ変えたのが、シャンプーです。
これも元々は湿疹のためではなく、髪のまとまりがイマイチだった時、長年通っている美容院で勧められたシャンプーに変えてみたのでした。
このシャンプーがたまたまベースが石けん系で弱酸性のものだったのです。
美容院はカラーリングよりも、天然100%のヘナを推しているお店なので、シャンプーにもこだわっているのだと思います。
あとで美容師さんに湿疹が治ったことを話したところ、「意外に気がつかないけれど、毎日、使うものだけに、シャンプーが手に与える影響って大きいんですよ」とおっしゃってました。
この時、使っていたシャンプーはヘアサロン専売品でしたが、調べたところ、「美容師さんの手荒れ知らず」と言われているそうです。
毎日、何人もの髪を洗うのだから、美容師さんこそ、シャンプーの成分が大事ですよね。
確かに直接手につけるし、実は食器洗い洗剤よりもシャンーなのかもしれないと思っています。
このシャンプーはちょっとお高めなので、子どもが自分で髪を洗うようになってからは(泡立て方が下手で、大量に使ってしまうので)、泡で出る「パックスナチュロン」のシャンプーを親子で使っています。
手湿疹が治った理由が本当にこの2つだけなのかは不明です。でも、今は昔より肌の水分、油分が減って乾燥しやすくなっているはずですが、症状はずっと出ていません。
手湿疹に悩まれている方の参考になればと思います。