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[狭小住宅のリノベーション①]入居9年で工事をした理由

次男の誕生でリノベを決意

わが家は2001年に家が完成し、2010年にリノベーションしました。

入居から10年足らずで工事をした一番の理由は、次男が生まれたことです。

子どもが増えて部屋数を増やしたかったわけではありません。

家を建ててから3年ぐらいは夫婦だけでした。その後、長男が生まれてみると、子どもがいなかった時には全く感じなかった不満が出てきたのでした。

でも、子どもも成長して、その不満も気にならなくなっていたのですが、5歳違いで次男が生まれたことで、「このまま、またストレスを感じながら子育てをするのはイヤだ!」と思い、工事をすることを決めたのです。

子どもが生まれてからストレスだった場所

ストレスの原因になったのは、リビングから和室に上がる階段です。

以前はまわり階段になっていて、和室に面して廊下と床の間のような部分がありました。

ここに兜を飾ったりできて気に入ってはいたのですが、この階段から子どもが2度ほど落ち、目を離せない場所になっていたのです。

大人なら踏み板の広い部分(壁寄り)を歩くのですが、なぜか子どもは壁がない、外側の狭い部分を歩くのも原因でした。

問題は友達親子が遊びに来た時。うちの子は学習していくので、よっぽど気を抜かない限り、落ちることもなくなっていたのですが、遊びに来た子は予想外の動きをします。

長男が2〜3歳の頃は保育園のお友達と一緒にうちで夕飯を食べることも多く、そんな時、お友達が階段から落ちて大泣きしちゃったりすると、結構、罪悪感がありました…。

目を離さなければいいのですが、そうなると、ずっと「上らないで!」と注意していなければいかない状態になり、かなりストレスを感じるように。

長男がしっかり上り下りできるようになった頃、次男が生まれたことから、子ども2人いる状態ではもっと目が離せず、ストレスを感じるだろうと思ったのでした。

階段で遊ぶ子ども
リノベ前の階段。こんなふうに子どもの遊び場になっていてよい面もありました

階段をリノベしてよかったこと

工事では和室に上る階段の位置を変えました。

踏み板もすべて同じ幅で、手すりも付けたので上り下りがしやすくなりました。

でも、実はこれによって一番よかったのは、和室とのつながりが強くなったことです。

新築時も和室とのつながりを意識したつくりではあったのですが、和室に面した廊下部分がなくなり、階段と和室が直接つながったことで、さっと和室に行ったり、和室からリビングのテレビを見たりするようになりました。

結果的に和室をリビング的に使えるようになり、寝るだけの部屋ではなくなったので、小さな家にとってはとてもプラスだったと思います。

和室からリビング
リノベ前。和室からリビングを見たところ
リノベ前床の間風
廊下の部分に床の間のようなスペースを作っていました
リノベ後階段
リノベ直後の階段です

もう1カ所の工事箇所は吹き抜け

リノベで変えた部分はもう1カ所あります。

それは玄関を入ってすぐにあった吹き抜けをなくして、床にしてしまったこと。

吹き抜けは狭い家に有効だと言われます。わが家も家全体のつながりを持たせたかったことから吹き抜けをつくりました。

が、住んで見ると、思っていたような効果が得られなかったのが、やめてしまった理由です。

この理由や他に変えた部分については次回、また書きます。