5歳違いの男の子がいるわが家。長男が着なくなった服を次男のために置いておく期間も長い上、年の離れた従兄弟もいるので、以前はお下がり服が押入れやロフトのスペースを占領していました。
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以前は、と書いたのは、色々な方法でお下がり服の数を減らしたことと、長男が成長するにつれ、洋服の枚数が減っていったからです。さらに今年、お下がりの収納方法を変えたことで、押入れがぐんと広くなりました!
減らした方法1:いらないお下がり服を見極めてから保管する
長男が小さい頃は知人からもたくさんお下がりいただいていました。保育園に通っていて着替えもたくさん必要だったので、着られる月齢になるまですべて保管していました。
でも成長するにつれて
・特にトイレに自分で行くようになると、子どもはデザインがかわいい服よりも、脱ぎ着しやすい服を選ぶようになる。例えばズボンはボタン、チャックを外さなければいけないもの、細身のものよりも、ゴムでゆったりしたデザイン優先。
・親が子どもの服を選べる時期なんて数年。どうせなら自分(私)がかわいいと思える服を着せたい。写真も残したい。
と分かったので、
・いただいて保管する前に、絶対に着なそうな服、着せたくない服は外す。
・長男があまり着なかった服は、着ない理由が次男にもあてはまるなら残さない。
・従兄弟からのお下がりで数年後まで着られないサイズの場合、今、見て古くさいデザインだと感じたら外す。
ようになり、保管する枚数そのものが減りました。
ちなみにいただいた服を無駄にしたり、換金したりするのは抵抗があるので、回収した古着を販売して得た利益でパキスタンで学校を建てる活動をしている団体に寄付しています。
減らした方法2:子ども服は最小限の枚数しか買わない
「子どもはよく着替えるから、とにかく枚数が必要」という考え方をやめました(もちろん夏場の服は多め)。
特に長男は小3ぐらいから自分の好きな服しか着なくなったので、本当に気に入った服を選ばせるようにしました。もちろんいくらでもいいというわけではありませんが、安いものを2枚買うなら、同じ金額で本当に気に入ったものを1枚という選び方をすることもあります。
おかげで長男の小学校時代の写真を見ると、いつも同じ服で「ああ、この服を着てるから、4年生だね」と分かるぐらい(笑)。長男は大人しいタイプなので、服を大事に着てくれたことも大きかったです。
一方、次男はあまりこだわりがないタイプで、しかも汗かき。木登りなんかして服を破いてくることもしょっちゅうです。兄のお下がりを着させてもあっという間にダメになっていくので、惜しみなく処分しています(切って掃除用のウエスにします)。
それでもふだんは兄のお下がりがほとんどなので、服を買う時は本当に好きなものを選ばせてあげています。
お下がりの収納方法:「箱を使わない」「見える化」がポイント
以前はお下がりを衣装ケースに入れていました。おかげで押入れの下段はほどんどがお下がりでした。
押し入れ用の衣装ケースは奥行きが深く、後で「ああ、こんな服も合ったんだ!」と気づくことも多かったです。
ある時、箱にしまっていた書類をA4サイズのジッパー付き袋に保管し直したら、かなりスリム化できたのです。
この経験をきっかけに「同じ量のものを保管するのに、箱と袋では使うスペースが違う」「しかも透明だと中が見やすい」と気づき、お下がり服でもやってみることにしました。
選んだのはニトリのふとん袋です。
衣装ケース8個がいらなくなった
これによって奥行き65cmぐらいの収納ケース8個分のお下がり服が、ふとん袋8個に納まりました。同じ8個ですがサイズが全く違うので、押入れの下段は収納ケースゼロに。
ふとん袋を重ねることで下のものを出すのが面倒にはなるのですが、そこはふだん使わないお下がり服なので、今後、着る時期別に入れておけば問題なし。
押入れの衣類収納=収納ケースと決めつけないことが、収納スペースの少ない小さな家では大切だと改めて感じています。