封印していた古道具を久しぶりに購入
自粛期間にずっと片づけをして、本、洋服、雑貨以外に家電、インテリア用品などの大物もメルカリで手放しました。
家の中がかなりすっきりしたところに、先日、大物を購入してしまいました。
古道具屋さんで購入した昔のアイスの箱です。
昔から古道具が好きで、20年ぐらい前に下北沢の「アンティーク山本商店」で買ったちゃぶ台や小引き出しなども大切にしています。
古い下駄箱や食器棚も持っていたのですが、この家に引っ越してきた後、あまりにもゴチャゴチャした感じになってしまったために手放した経験があるので、以来、買わないようにしていました。
古道具は出会った時に買わないと次はありません。冷静に判断して買うのが難しいため、買わないように、というよりは、見ないようにしていたという方が正しいかもしれません。
私が本当に残したいモノは何?
ここ数年、いらないモノを手放したり、実家の親の持ち物の片づけをしたりする中で、「自分が本当に好きなモノ、残したいモノは何だろう」と考えるようになりました。それを知りたくて片づけてきたところもあります。
特に父の遺品整理や母の生前整理をした経験は大きく、自分も50歳目前ということもあって、ずっと残るモノについては「これは自分が死ぬ時まで持っておきたいか」を考えて買うようにしています。
自分のモノは、決して衝動買いしたつもりはないのに、何年か経つと色あせて見えてしまう、という失敗もたくさんしてきて、結局、自分が本当に好きなモノって昔から変わらないという結論に至りました。
そして、変わらず好きなものだけを厳選して持ち、それに囲まれて暮らすのがめざす暮らしです。
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あるだけでうれしくなるモノに囲まれて暮らしたい
この“変わらず好きなもの”の1つが古道具なのです。
海外のアンティークも好きですが、どちらかというと日本の昔の暮らしの道具にひかれます。
今まで買わないようにしてきた古道具を久々に買ったのも、片づけて家の中をすっきりさせるだけでなく、これからは好きなものだけ置いていきたいと思ったから。
このアイスの箱はずっとInstagramやFacebookで気になっていたけれど、なかなか行けずにいた古道具屋さんのネットショップで見つけました。
大きさ、値段からすぐには買わなかったのですが、毎日のように見ていて売れてしまったら後悔する!と購入したのですが、買ってから「どこに置いてどう使おう?」とずっとワクワクしたので正解だったと思います(笑)。
明らかに“必需品”ではないし、人から見たら「どこがいいの?」っていうモノですが、そこにあるだけでうれしくなる。
家の中をそんなモノだけにしていきたいと思うし、今回の片づけでぐっとそれに近づいてたのがうれしいです。
昔からうちにあるビクター犬をのせてみました