和室の掃除に“はたき”
最近は和室がいらないという人も増えていますが、わが家は断然、和室派。私がベッドでよりも布団派なのもありますが、夫婦ともに畳でゴロゴロするのが大好きです。
和室には3カ所に障子があり、その木枠や紙の部分の掃除にはたきを使っています。
以前は100均で買ったナイロン製のもの(昔からあるピンクのヤツです)を使っていたのですが、道具にこだわりのある建て主さんからオススメされたのが中央区・京橋にあるほうき屋さん・白木屋伝兵衛の「羽二重正絹ハタキ」でした。
絹ならではの色々なメリット
正直、「埃をパタパタするだけなのに、そんなに違いがあるのかな?」って思っていたのですが、使ってみて納得。
障子の木枠をはたきがけした時、1回1回、はたき部分(絹の部分)がピタッ、ピタッと止まってしっかり埃を落としてくれるのです。
お店の商品説明にも摩擦の強い絹を使うことで、埃を拭い落とす力が強いと書いてありました。
今回、調べて知ったのですが、木枠部分のツヤ出し効果もあるそう。
絹は静電気が起きにくいため、絹同士がまとわりつくことなく、力が均等にはたきの先に伝わるそうです。
洗濯や交換もできます
埃が気になった時に使うのですが、使い始めてから10年以上経ちます。掃除する時ははたきがけをした後、濡らしたウエスで木枠を拭いています。
そういえば、はたき部分が汚れてきたなと思い、調べてみると洗うことができる上、はたき部分だけ1000円で交換もできるそうです。
それにはたきをかけると、ストレス解消にもなります(激しくはたいているわけではありませんが)。
こうやって、お手入れしながら、1つのモノをずっと使っていく生活がしたいです。