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【子育てもラクに】“朝、子どもが起きない”で悩まない

子どもが起きてこなくても、起こさない

以前、長年のつき合いのママ友が「息子(中学生)が朝、全然起きなくて、起こすのが大変。ホント、腹立つよ」と愚痴っていたので、「私、全然起こさないよ。起きなくても放っておく」と言ったら、めちゃくちゃびっくりされました。

私も長男が小学校低学年の頃は、起こしていた時期があるのですが、ある時から起こさなくなりました。

ここ数年は、もうここで起きないと明らかに遅刻だよね、という時に、「◯時◯分だよ〜。大丈夫?」とひと言声をかけます。そうすると、だいたいびっくりして起きて、猛スピードで用意して登校していきます(笑)。

小学生の次男は元々寝起きがよいのですが、起きない時は兄と同じような感じです。

昔はガミガミ母さんでした

起こさなくなった直接のきっかけをはっきりは覚えていないのですが、理由は2つあります。

  • 友達や家族との楽しみにしているお出かけ、楽しみにしている学校行事の時は、自分で起きてくることに気づいたから。つまり本当に起きれないわけではない。
  • 起きられなくて遅刻して困るのは本人。子育ての最終目標は「自分で(楽しく)生きていける大人にすること」だということに気づいたから。

こんなふうに書くと、おおらかに子育てできているように見えるかもしれませんが、以前はいつもあれこれ叱っているガミガミ母さんでした。

考えが変わったのは、「これって誰のため?」と考えるようになったからです。朝起きなくて遅刻して内申点に響いたり、学校で恥ずかしい思いをしたりするかもしれませんが、そうやって自分で嫌な思いをするから、失敗しなくなるんですよね。

もちろん、そんなことで受験に響いたらもったいないし、本当は恥ずかしい思いをさせたくないですが、小中学生時代の失敗なんて大人になってからの失敗に比べたら、影響が少ないと思うのです。

起こさなくなってからの変化

では、起こさなくなってから子どもたちがどうなったかというと、自分で起きるようになりました。

たぶん「起こしてもらえない」という危機感があるからこそ、自分で起きるんですよね。

これは忘れ物に対しても同じで、「あれ持ったの?」「これ持ったの?」と声をかけることもしません。(親が記入したものを提出する時は、一応声をかけます)

そして、こうすることで、親である自分のストレスがものすごく少なくなります。

特に小学生の次男は元々「みんなの前で注意される」というシチュエーションが大嫌いで心配性なところがあるので、常に早めに準備する子だったこともあり、朝の登校や忘れ物のストレスがほぼないまま6年生になりました。

ただ、最近は緊張感が薄れてきたようです。先週、「今の時期は折り畳みがさを持っていったほうがいいよ」と言っておいたにもかかわらず、家に置きっぱなし。今日は急な大雨が降ってきてびしょ濡れで帰ってきましたが、それはそれで楽しかったようなので、よしとします。