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【狭小住宅】一番モノが減った片づけ方とは?

テレワーク用の部屋を作ったことで片づけが必要に

小さな家では、モノが増えると、すぐに部屋の中がごちゃごちゃしてしまいます。

元々、片づけは好きなこともあり、収納が使いにくくなったり、家の中の空気が滞っているなと感じたりすると、いらないモノを出してすっきりさせる、ということをやってきました。

ところが、昨年、取り組んだ片づけで「まだ、こんなにいらないモノがあったのか!」と驚くほど、不要品が出てきたのです。

今回の片づけのきっかけは、納戸(物置)だった約2畳の部屋を私のzoom部屋にしたことでした。

ここにあったものの行き場所がなくなってしまうため、納戸のモノを全部出して玄関土間へ。玄関土間のモノと一緒に片づけました。

それでも収まらないモノが出てきたので、使いにくいと感じていたキッチンにある大きな収納も片づけることにしました。

定期的に片づけているのに不要品が出てきたワケ

すると…この3カ所の片づけで、本当にたくさんの「いらないもの」「持っていることを忘れていたモノ」が出てきたのです。

その方法は「全出し」。今までと違ったのは「箱の中に入れているものまで、全部出したこと」でした。

例えばキッチンの収納には、キッチンで使うもの、食材のストックなどの他に、季節の飾り物などをIKEAの段ボールに分類して収納していました。

この記事で紹介したおもちゃと同じ方法です。

なぜ、今までは箱の中まで出したことがなかったかというと、とりあえず箱に詰め込んだわけではなく、例えば「クリスマスの飾り物」「季節の飾り物」など、きちんと分類していたからです。

箱の中身を把握している=ここにはいらないものはない、と思っていたのですが、出してみると意外にもいらないものが入っていたのでした。

例えば「ハロウィン」として入っていたものを見ると、子どもたちが小さい頃に使った仮装の衣装が入っていたり。「飾り物」として入っていたものに、以前は使うと思って入れたけれど、今見るともう飾らない、と思うようなものが入っていたりしました。

また、以前の家で使っていた無印の引き出し(4段)も収納に使っていたので、マキタのスティック型掃除機の充電器やウエス、コンビニ袋などを1段ずつ入れていたのですが、こちらも全部出してみました。

すると、引き出しを使わないほうが、もっと少ないスペースで収納できることに気づきました。

さらに「工具や金具をとりあえず入れていた」大きな工具箱を全出ししたところ、いらないモノがずいぶん入っていました。

結果、引き出し2つ、IKEAの段ボール6個、工具箱2つがいらなくなったのです!

減らした無印の引き出し
長年、収納に使っていた無印良品のキャスター付き引き出し2つもいらなくなりました

本当にモノを減らすためにやるべきこと

今回の片づけで、本当にモノを減らすためには、「全出し」が基本だと改めて納得。その理由が次の3つです。

  • 箱や引き出しに収納していると「きちんと分類している」という安心感から、もういらなくなっていることに気づきにくい。
  • 箱や引き出しいれていることで、意外にスペースをとっている。例えば掃除機の充電器は引き出しに入れるよりも、棚にそのまま乗せた方が取り出しやすいし、省スペースになった。
  • そもそもしまいこんでいる=今、飾りたいわけではないわけで、本当に置いておく必要があるのか考えることができる

他にも夫が独身時代や前の家に住んでいたときに買ったポスターなども筒形のケースに入れっぱなしになっていたのですが、初めて出してみて「20年以上、飾っていないのだからいらない」という結論になり、メルカリに出品したところ、想像以上の高額で売れた、なんていうこともありました。

今回、全出ししたものは飾り物が多かったので、好きな飾り物をしまっておいてももったいないと思い、全部飾ることに。逆に飾っておきたいと思わないもの=いらないもの(いただきものが多い)ということで、思い切って手放すことにしました。

この「全出し」のおかげで、キッチンの収納も使いやすくなり、玄関土間も広くなりました。いらなくなったモノは基本捨てずに、できる限り、メルカリなどに出品して手放しています。

本棚に飾った飾り物
箱にしまいこんでいた木のおもちゃも飾ることにしました