歯ブラシを使い捨てする罪悪感
10年ぐらい前に歯医者さんに通っていた時に勧められた歯ブラシを箱で買って、ずっと使っていました。
毛が開いてしまった歯ブラシは掃除に使用していますが、最終的にはゴミになります。しかも硬いプラスチックなので、私の住んでいる地域では「不燃ゴミ」として焼却ではなく、埋め立てられます。
途中からこんな立派なプラスチックを1カ月程度で使い捨てするのはもったいないと思いつつ、たっぷり箱入りで買ってしまったので、長年使い続けてきました。
使いやすさで選んだ歯ブラシでしたが、改めて「買うときは少量サイズ」を決意したのでした。
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ヘッドが交換できる歯ブラシ
その歯ブラシがようやくなくなり、次に使おうと思っていたのが、ヘッドが変えられる歯ブラシです。
20年ぐらい前、環境問題に興味を持ち始めた頃、海外(確かドイツでした)ではヘッドのみ交換できる歯ブラシがあると聞いて感動。当時は今のようにマイバッグを持っている人も少なく、まだ情報も商品もそれほどありませんでした。
そんな時、地元の自然食品などを扱う店で見つけたのが、このドイツ製のヘッドが交換できる歯ブラシです。1000円はしませんでしたが、歯ブラシにしては高かったと記憶しています。
その後、なぜ使わなくなってしまったのか覚えていないのですが、ずっと取ってありました。
久しぶりに使ってみたら…磨きにくかった理由
この歯ブラシは夫婦で購入し、夫が大きいサイズ、私が小さいサイズだったのですが、久しぶりに使ってみたところ、小さいサイズに交換用ヘッドが合わない…。
しかも、交換用ヘッドはもう販売されていないことも分かりました。
それなら、せめて残っている交換用ヘッドを使い、大きいサイズを私が使おうと思ったのですが、ヘッドが大きすぎてとても磨きにくいのです。
歯石が溜まりやすく、定期的に通っている歯医者さんでいつも磨き残しを指摘されているというのに、磨きにくいのは問題です。
ダイソーの竹歯ブラシを試してみた
とりあえず、残っている交換ヘッドを使い切る前に、新しい歯ブラシを探そうと思い、チャレンジしてみたのが竹の歯ブラシです。
以前、竹や木製の歯ブラシを探したときはかなり高価だった記憶がありますが、今はAmazonなどでも1本100円以下など、ずいぶん買いやすい価格のものが増えていました。
ただ、そういうものは10本などのまとめ売りなので、とりあえずお試しでダイソーの竹の歯ブラシを買ってみました。
ひとまず使ってみたところ、上記の交換ヘッドタイプよりもコンパクトではあるものの、一般的なコンパクトタイプの歯ブラシを使い慣れていると、まだヘッドが大きく感じます。
毛の硬さがふつう、やわらかめが選べます
また、ハンドル(持ち手)は竹だけれど、毛はポリエステルなのも残念ですが、100円という値段を考えると仕方ないのかもしれません。その5倍近い馬毛の歯ブラシは長持ちすると聞いたこともあるので、実はそちらの方がコスパがいいのかもしれない…などと、考えています。
竹の歯ブラシがいいのは見た目です。わが家は歯ブラシを洗面台に並べているのですが、ハンドルが木の雰囲気だといい感じ。ただ、3人分を並べているので、名前を書かないと誰のか分からないという問題も。
とりあえず、もう少し色々試してみたいと思います。
ところで、エコな素材を試していたキッチンのスポンジの方は、残念ながら理想のものが見つからない状態です。また改めて書きたいと思います。