定期的にお下がり服を見直していたけれど…
子ども部屋を再構築するための「大模様替え」で、今回、家の中の収納の中身を徹底的に片づけました。
そのおかげで衣装ケースをすべて処分できて、他にもずいぶんモノが減ったのですが、ちょっと反省というか後悔したことがありました。
それは、子どものお下がりをもっとまめに見直せばよかったということです。
わが家は5歳違いの男の子2人兄弟。出産年齢が遅めだったため、姉の子どもをはじめ、姉の友人のお子さんなど、お下がりをたくさんいただける環境でした。特に着替えがたくさん必要な保育園時代は、とても助かりました。
いただいたものは選別してから保管
ただ、姉の子どもたちと長男とは年が8歳離れているため、保管期間が長くなってしまい、長男が小さい頃はかなりのスペースが必要に。
使えるものをゴミにするのが嫌なので初めはなんでも取っていたのですが、保育園の年少、年中ぐらいになってくると、結局着ないままサイズアウトしてしまう服が多いとわかってきました。
その理由としては
- デザインがかわいくても、子ども自身が着づらい服は着たがらない(さっと脱ぎ着できるのが好き)
- 成長するにつれ、子どもにも着たい服が出てくる(キャラクターものだったり、青が着たい時期があったりしました)
そこで、次男が生まれた後、長男の着ていた服をそのままお下がりとして保管するのではなく、長男があまり着なかった服は潔く処分。お下がり服の管理に時間がかかるようになったことも理由でした。
だから、本当に使いそうなものしか残していないつもりだったのですが、これが違ったのです。
長年、保管していた革靴が使えなかった!
それに気づいたのは、次男の小学校卒業式用に履く革靴を出した時。お下がりでいただいた革靴はきれいな状態でしたが、ソールの部分がなんだかベタベタしている。そしてよく見ると、ぱっくりと割れていました。
つまり履けないものをずっとしまっていたわけです。しかも靴箱に入れてしまっていたので、結構なスペースをとっていたことになります。
お下がりは衣替えのたびに見直すようにしていたのですが、靴はそれほどみていなかったなあと。ゴムは劣化するので、注意が必要ですね。
ゴムといえば、ズボンなどのウエストに入っているゴムも、何年か経つと劣化して伸びてしまったりします。また、白いTシャツなどは洗ってしまっておいても、黄ばみが出て着られなくなったりするので、しまいっぱなしは危ないです。
こんな理由で「せっかく取っておいたけれど、結局、着られなかった」という服や靴は意外にあり、節約やエコのつもりで取っておいたのに…とがっかりしたことは以前にもありました。
対策は「置いておきすぎない」
対策としてはお下がりは保管後もまめにチェックすることでしょうか。大量にあるとチェックも大変なので、いただいた時点で置いておきたいもの、絶対に使いそうなものに絞るのが大前提だと思います。
また、セレモニー関連のものなどは、実際に使うのが何年後かを考えて、本当に置いておく価値があるかを考えることも大切。子供服(特に男児の服)は大人の服ほど流行りがないとはいえ、やはり7、8年も経っていると型が古いと感じることも多いです。
今回、卒業式のスーツは兄のお下がりを着させましたが、今だったらメルカリで購入して売却し、弟の時にまたメルカリで購入、という方法でもよかったかなと思います。