不要な衣類は捨てずに2カ所に寄付
定期的にいらない服を処分しています。
自分の服はだいぶ出なくなったのですが、サイズが合わなくなった次男の服が定期的に出る他、あまり使わないバッグやポーチ、帽子、マフラーなどの小物を定期的にチェックして手放しています。これまで相当な数の洋服を手放してきましたが、ゴミとして出すことは稀です。
メルカリで売れるものは出品し、あとは以下の2箇所に持ち込んで寄付しています。
持ち込み先は
- 「JFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)」の事務所
- 「ふくのわプロジェクト」が設置している「ふくのわBOX」
です。
ネットで検索すると、古着回収のプロジェクトは色々あります。その中でなぜ、この2つを利用しているかというと、
- 回収後の扱いが明記されていて、安心できる活動である。
- 回収時に費用がかからない、お金を同封する必要がない。
- 持ち込みが可能で、送料がかからない
- 持ち込み先が自宅から車で行ける範囲にある(決して近くはない)。
が理由です。
特に1と2を重視していて、調べると費用がかかる回収団体があります。もちろん、海外に送る際の送料、回収に関わるスタッフの経費などはかかると思うので、すべてが怪しいとは思いません。
ただ、私はJFSAにはかなり前から持ち込みをしているのですが、持ち込まれた衣類は種類や季節、状態などによって150種類に選別、8割をパキスタンに輸出、2割を国内で販売しています。
女性の服の多くは日本で販売して収益化しているので状態の良いものが条件ですし、パキスタンでは女性がスカートを履かないのでスカートは不可だったり、子ども服は夏服をメインに集めていたりします。
それを見ていると、逆に「どんなものでもOK」で回収している団体に集められたものが、すべて寄付または有効活用されているのかは疑問が残るなと。もしかしたら一部だけ寄付して、あとはゴミになったり、望まれない寄付に使われていたりしたら嫌だなと思うし、サイトの情報だけではそれを見極められないので、お金がかかる団体は利用しないようにしています。
メルカリ、寄付、処分…こうやって使い分けています
ちなみに着なくなった洋服や小物は、次のような仕分け方をしています。
- ブランドものやユニクロ、無印良品のきれいな服
- きれいだけれど、メルカリに出品しても「いいね!」がつかないもの、300円ぐらいでしか売れないもの、靴など送料がかかって利益がないもの。
- 子どもの夏服(サイズ関係なし)、子どもの冬服で120cmサイズ以内
- 中古のタオル・女性用の下着(ブラジャー)
- 子どもの冬服で120cmサイズ以上のものや大人のスカートなど、「JFSA」で回収しないもの。
- 少しダメージがある、2カ所に出せないもの
- ダメージがあるもの
仕分けたら、それぞれ次のように回収先を分けています。
1→メルカリに出品。ユニクロの子ども服は全部売れました。
2、3、4→JFSA(日本ファイバーリサイクル連帯協議会)の事務所に持ち込み
5→「ふくのわ」プロジェクトが設置している「ふくのわBOX」
6→市の回収へ(古着として活用できるものが回収の条件)
7→切って掃除用のウエスにする
JFSAでは、5の中古のタオル(ボロボロはNG)や女性用下着も回収しています。海外では女性用下着が高価で、中古でも高値で取引されているそうです(変な用途ではなく…)。
寄付は大変だけれど喜んでもらえるのがうれしい
JFSAの回収は年に3回なので、回収時期になるとホームページから持ち込み日を予約します。先週も持ち込んできたのですが、長年、年1、2回は持ち込んでいるので、すっかりスタッフの方に覚えられてしまっていまいました(笑)。
回収品目は時期によって微妙に変わるので、毎回、必ずチェックして、不安な時はスタッフに聞いてから出すようにしています。
スタッフの方によると、コロナで回収を休んでいた影響や、もしかしたら通勤がなくなり、洋服を買わなくなった影響もあるのか、回収量が減っているそうです。定期的にコンテナに積み込んでパキスタンに輸出しているので、量が少ないと運送量に見合わず、困るのだと思います。
毎回、「いつもありがとうございます!」と言っていただけるので、はるばる持っていった甲斐があったなと思いますし、回収した古着も激安で売っているのでそれを見るのも楽しみだったりします。
千葉県の方はJFSAまで持っていったり、送ったりしなくても、回収をコープなどで行なうことがあるので、ぜひチェックしてみてください。
こちらは都内まで持っていっているので、ある程度、溜めてから持ち込みます。