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リビングに家具を置かないためにやったこと

この家に住むようになってから、家具をいくつか手放したと書きました。

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今、わが家にある置き家具とは?

[リビング]

座卓、くつろぐ用のイス2脚

[仕事部屋]

デスク、イス、引き出しタイプのキャビネット

[子ども部屋]

デスク(天板に脚を付けたもの)、ベッド

[洗面所]

収納棚(食器棚として売られていたもの)

だけになりました。和室には何も置いていません。

しかも、座卓やデスクは、ホームセンターで天板と脚を買ってきて作ったものなので、既製品の家具はイスと仕事部屋の引き出し、洗面所の収納棚だけに。

ダイニングセットも手放しました

以前はリビングに大きな食器棚、イス4脚タイプのダイニングセットを置いていたんです。これは結婚した頃にデザイン重視、大きさ軽視(?)で選んだもので、やはり小さな家のキッチンとリビングには大きすぎたため、思い切ってやめました(ちなみに食器棚は玄関で使っています)。

大きな家具、細々した家具がないことで、壁や部屋の四隅が見えるようになり、部屋が広く感じられるようになり、また、掃除もしやすくなりました。

一番大きな家具だった食器棚は収納力も大きかったのですが、今、食器類はすべてキッチンの作り付けのキャビネットに納まっています。

食器を減らした手順とは?

そのためにかなりモノを減らしたわけですが、時間をかけて少なくしていきました。

  1. 何年か使ってきて、よく使う食器のサイズや材質を把握。逆にデザインが気に入っていても使わないモノも確認。
  2. 最もよく使う食器はデザインが気に入っていなかったので、その食器と同じように使える、気に入ったデザインの食器を探す(見つかるまで、かなり時間をかけた)。
  3. 気に入ったものが見つかったので、今まで使っていたものと入れ替え。
  4. 気に入っているけれど、使い勝手が悪いものは処分。どうしても置いておきたいものはしまっておく。
  5. カトラリー、鍋類、キッチンツールも、使っていないものは処分。
  6. たまにしか使わない子どものお弁当箱など、食器棚に入れておかなくてもいいものは別の場所に収納。

という感じで減らして、キッチンのキャビネットに納まりました。コンロ、流しのすぐそばなので、調理中の動きもコンパクトになりました。

広くても家具が多ければ狭い部屋と変わらない

これは食器棚の例ですが、特に収納家具は、中に「本当に必要なもの」「その部屋で使うもの」「よく使うもの」が入っているかを見直すことで、ずいぶんと整理できるのではないでしょうか。

家具を減らして思ったのは、どんなに広い部屋であっても家具がたくさんあって、空いたスペースが狭くなってしまえば、狭い部屋と変わらないのではないか、ということです。逆に言えば、狭い部屋でも何もおいてなければ、狭さを感じないということです。

家を建てる時、できる限り部屋の広さを増やそうとしがちですが、その前に置こうと思っている家具、これから買おうと思っている家具が、本当に必要かを見直すことで、必要な広さも変わってくるかもしれません。

食器が入っているキッチンのキャビネット
食器が入っているキッチンのキャビネット