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【子供服の収納】息子の服を「少なめ」にしている理由

買う時は「安さ」を基準にしない

夫の設計事務所にお客さまが家づくりのご相談にいらっしゃる時は、私もなるべく同席するようにしています。

なので、色々なお客さまのご要望などを聞く機会が多いのですが、以前、お子さんが女の子のお客さまが、うちの家族の洋服の量を見て「こんなスペースではとても収まりません!」と驚いていらっしゃいました。

そもそも女子はアイテム(ボトムスだけでもスカート系とパンツ系があるなど)が多いですし、どうしても男子のようにはいかないと思いますが、どうやら男子にしても少ないみたいです。

その理由として、子ども服は「安いものをたくさん」ではなく、「本当に欲しいものを厳選して」選ばせるようにしているのが大きいと思います。

もちろん、価格度外視というわけではないですが、バーゲンやしまむらや西松屋のようなお店で買うことにこだわりません。

5つ子ちゃんの洋服の枚数に衝撃

なぜ、そうなったかというと、色々理由があります。

まず、赤ちゃん〜保育園の時期は着替えも多く、たくさんあった方がいいものだと思っていました。でも、テレビで幼稚園生ぐらいになった5つ子ちゃんの生活を紹介していたときのこと。5人もいたら洋服の枚数もすごいだろうと思ってみていたのですが、夏服は2パターンのみ。つまり合計10枚だけでした。毎日洗濯して、すぐ乾くからこれでいいというのを聞いて「なるほど」と思ったのです。

さらに長男が小さい頃からこだわりやさんで、自分の好きな服しか着なかったということがあります。お下がりをたくさんもらえる環境だったのですが、結局、好きな服しか着ない…。そして、自分で選んだ服はすごく喜んで着てくれます。

やっぱり、長い小学校生活、ちょっと行きたくない日もあったりしますが、好きな服がテンションを上げるアイテムになっていると気づいたことも大きいです。

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キャラクターものの服も買う理由

次男は長男ほどこだわりが強くはありませんでしたが、ずいぶん長い間、保育園が好きじゃない子だったので、「テンションを上げるアイテム」として好きな服を買ってあげていました。

当時は「ポケモン」や「妖怪ウォッチ」が好きだったのですが、例えばそのキャラクターのTシャツを着ていたら、お友達が話しかけてくれて共通の話題ができたり…なんていう効果もあるのをみて、キャラクターもの=無駄に高い、すぐに着れなくなる、という決めつけをやめました。

長男は小学校3年生ぐらいで自分で選んだ服しか着なくなったので、多少、高かったりしても自分で好きな服を選ばせるようになりました。その分、枚数は最低限。2〜3着ぐらいのお気に入りを順番に着る生活でしたが、本人の満足感が大きいし、大切に着てくれるのです。

2人分の服はクローゼットに一元管理して収納

また、うちは兄弟が5歳違いなのですが、次男が生まれた時には、「子どもってあっという間に大きくなってしまうんだ」「親の好みで服を選べる時期も短い」といったことに長男の子育てで気づいていたことも大きな理由です。

だから、節約のためになんでもお下がり、ではなく、着せていて親もうれしくなるようなデザイン、子どもが喜んで着るデザインを優先するようになったというのもあります。

もちろん、汚れたり洗濯物が乾かなかった時のために予備も少し置いていましたが、そういうわけで、子ども服は少数精鋭、着倒して処分、というパターンでやってきました。

そうすると、男の子2人兄弟でも長男から次男に下がる服が少なく、次男も好きな新品を買えます。制服などはすべてお下がりの次男なので、そういう楽しみは必要かなと思っています。これは私が3人姉妹の3女でずっと「自分の好みの服を着たい」という気持ちが強かったからかもしれません。

また、長男のお下がりでも、次男があきらかに着ない服は早めに古着回収に回すようにしています。以前はおさがり服の収納で押し入れがかなり占めていましたが、今はお下がりが来ることもなくなり、長男の成長もほぼ止まったので、買う以外、増えることがなくなりました。

以前はバーゲンや安い店で買うことが節約になると思っていたのですが、結局、子どもが着なかったりして無駄になってしまうことがありました。今の買い方にしてから「着倒す」ことができるようになり、本人の満足度も高くなったので、結果的にこの方法が無駄が少ないのではないかと思っています。

高校生、中学生男子2人の服はクローゼットで一元管理しています。体操服や部活のウェア、パジャマなども
すべてハンガーで吊るす収納なので、下着、Gパン、短パン以外は畳まなくていいのがラクです

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