結局、いらなくなるものの共通点
先日も書いた通り、外出自粛で家にいる時間が長いのを利用して、夫婦で家中の片づけをしています。
今回、文字通り家中のものを片づけてみて改めて気づいたのは、結局、使わなくなったり、なんとなく捨てられずに取ってあったりして、片づけで処分する羽目になるものには共通点があるということです。
それは「自分が本当に気に入って手に入れたものじゃない」ということ。
わが家の場合、それは大きく分けると次の3パターンに分かれました。
- 自分の趣味を知らない人からのプレゼント(引き出物、おつき合いでいただいたなど)
- きょうだい、親などが、使わなくなったからといってくれたもの(だいたい自分が捨てるのはもったいないという理由のことが多い)
- 無料で一方的に渡されるもの(カレンダー、カタログ、ノベルティグッズ、景品など)
もらったものの手放し方
手放すと書いていますが、なるべくゴミにしないことを心がけているので、1、2のものは次のような方法をとっています。
1.自分の趣味を知らない人からのプレゼントの場合
明らかに自分の趣味じゃないと思ったら、開封後、ある程度の期間、使わずに置いておく。そして、まず欲しい人がいたら譲る。
それでもいなかったら写真を撮っておき、リサイクルショップやメルカリなどで売る。収益は貯金などせずに、家族で食べるスイーツに使ったり、小額であれば募金したりする。
2きょうだい、親などがくれたものの場合
“押し付けられた”場合もあるかもしれません(笑)。
ただ、“捨てること”に抵抗のある親世代は、人に譲ることで満足する傾向があるので、最近は実家のものは受けとるようにしています。
こういうものの場合、結局のところ、相手は(無意識だけど)自分の手元からゴミにすることなく手放せればいいだけなのだと私は思っています。
だから、もらう時に「使わなくなったらメルカリとかで処分しちゃうよ」と言っておいて、本当に使わなかったら売ったりしてしまいます。
実は一番やっかいな“無料のモノ”
今回、片づけをしていて、もう本当にやめて欲しいなあと思ったのが、3.の「無料で一方的に渡されるもの(カレンダー、カタログ、ノベルティグッズ、景品など)」です。
特に小中学校で子どもがもらってくるクリアファイルが多く、例えば「交通安全」「○○を大切に」などの標語が書いてあるようなファイルが何枚もあってうんざりしました。
子どもだって好きなキャラクターのものでもない限り使わないし、他に欲しい人もいないのでゴミにするしかありません。「○○を大切に」とか書いているけど、そっちが資源を大切にだよ!とかツッコミながら片づけていました(笑)。
他にも長男が中3で色々な高校の説明会や進学フェアなどに行ったので、学校名が入ったクリアファイルやシャーペンなどが多かったです。これも本人は使わないので、どうせなら消しゴムとかにしてくれればいいと思うのですが…。
一方、ショップでもらうノベルティや景品などはニーズがあるものが多いので、いらない時は断りますが、もらってしまった時は小中学校のバザーに出品したり、モノによってはメルカリで売ったりしています。
DM類は家に入れない
そして、一方的に送られてくるDM類は、最近、捨てる以前に家に入れないことにしました。
1度、利用した通販などのDMが送られてきた時は、すぐにストップする手続きをします。
その会社のサイトにログインすると、だいたい会員情報の「マイページ」から「カタログを止める」を選べます。
もし、もう買わない商品だったら、会員情報も削除したいので退会してしまいます。
また、うちは夫が設計事務所をやっているので、一方的にメーカーさんからカタログが送られてくるのが困りものです。
いらなければ捨ててしまえばいい話ですが、昔、カタログを作る仕事をしていたこともあり、かかる費用や手間を知っているだけに心が痛むので、連絡して止めてもらっています。
年末にいただきがちなカレンダーはこの方法です。
[参考記事]
停止する方法が分からないIKEAカタログ
そうやって地道に(?)家に入れないようにしているので、ずいぶんDMも減ったのですが、先日、突然送られてきたのがIKEAのカタログでした。
IKEAのある地域では、ポストにカタログむき出しのまま投函されることもあるのですが、今回はそれではなく、日本郵便のダイレクトメールでした。
調べた結果、IKEA Familyの会員だから送られてきている可能性が大きいので、IKEA Familyの「マイプロフィール」の「設定」を確認したところ、ちゃんと「郵便」を受け取らない設定になっています。
IKEAではチャットや電話で問い合わせができるのですが、いつも混んでいて質問できそうにありません。
そこで、日本郵便のページで調べたところ、DMに
・「受取拒絶」の文字
・受け取りを拒絶した方の印を押印又は署名を記載
を記載したメモを付箋に貼り付けて、配達担当者に渡すか、郵便窓口に持参するか、郵便ポストに投函すれば、差出人に返還してくれることが分かりました。
そこで、「受取り拒絶」のメモを貼り、ポストに投函してみました。ちなみに差出人はIKEAではなく、DMの発送を代行している会社の名前になっていたので、この会社に返送されるのではないかと思います。
これは3月下旬に投函したのですが、今のところ新たなカタログは来ていません。このままストップしてもらえるといいのですが…。また、進捗があれば、ブログで報告したいと思います。
しかし、片づけをするたびに思うのですが、モノを買うよりも、手放す方が手間がかかります。よく“まず、家に入れないことが、モノを増やさないために大切”だと言われるのに納得です。