10年近くかけて、衣装ケース13ケース分の洋服を減らしたと書きました。
10年間ずっと続けていたわけではなくて、最初に[手順1]である程度減らした後、[手順2][手順3]と進めました。
手放す時の基準と一緒に書いてみます。
[手順1]あきらかに着ていないもの
2度の出産で体型が変わっただけでなく、生活も仕事中心から仕事をしながら子育てをする生活に。
また、以前は仕事用に黒い服を選ぶことが多かったのですが、着た時の顔映りのよさを意識するようになるなど、年齢の変化による変化もありました。
[手放した基準]
- 手入れが大変(クリーニング代がかかる、アイロンかけが大変、すぐシワになる)。
- なんとなくだらしない感じで着ている時にシャキッとしない。
- 「この服を着た時に知り合いに会ったら、恥ずかしい」と思う服はやめる。
[手順2]着ていないけれど、買った時に高かったので手放し難いもの
前にも書いたように30歳前後は本当に服やバッグをたくさん買っていました。ハイブランドのものではありませんが、デパートに入っているブランドで買っていたのでそれなりのお値段でした。
仕事用に買ったジャケットや結婚式や2次会用に買ったスーツなどは、買った時の金額を考えると手放し難かったです。
でも、そうやって置いておくことで、結局、カビが生えたり、シミができたりしてしまったことがあり、それがきっかけで「売ってお金になるうちに手放そう」と決めました。
30代後半になると結婚式自体がなくなったのも大きいです。
[手放した基準]
- (買った時が以前より太っていたモノが多いので)、太ってみえるものは処分。
- この先、クリーニングなどにお金をかけてでも置いておきたいかどうかで判断。
[手順3]“ときめく”けれど、着ない服
ここまで来ると、服の数はかなり減り、ほぼ気に入っている服になります。
ただ、どの服もデザインは好きで、それこそ「こんまり流片づけ」でいうと “ときめく”のだけど、なんだか出番が少ない服、ほとんど着ていない服というのがあります。
この1〜2年はそういう服を中心に減らしていきました。この時、着なくなった理由をきちんと認めることが、買い物の失敗を減らすことにつながりました。
[着なくなった理由]
- 夏物の場合、キャミソールを着なければいけないため、猛暑に耐えられない。
- 冬服の場合、薄手過ぎて出番が少ない(寒がりのため)。
- 脇の開きが大きい、かがむと下着が見えやすいなど、着ていて落ち着かない。
- 着丈が微妙に短いなど、持っている服と合わせにくい。
- ジャケットやコートなど、サイズ感がしっくりこなくて動きにくい(ぴったりしすぎだったり、ゆったりしすぎだったり)。
セントジェームスのボーダーシャツは修理しながら20年以上着ています
[手順4]そのシーズンに着なかった服
着ない服がほとんどない状態になったら、あとはシーズンが終わる時に着なかった服をチェックするだけです。
ほとんどの服をハンガーにかけているので、洗濯物を取り込んだらクローゼットのハンガーパイプの左にかけていきます。
これをくり返していくと、右側にそのシーズンにあまり着なかった服が残ります。それをチェックするというしくみです。
ハンガーパイプにゆとりがないとこの方法を使えないので、ハンガーがさっとかけられないほどぎっしりになった時も、いらない服がないかチェックするようにしています。
今年は猛暑だったので、家で掃除などしているど汗びっしょりになってすぐ着替えることが多く、Tシャツなどの綿のトップスはあまり気に入っていないものも残していました。
だから、今、残っている服100%気に入っているわけではありません。ゆくゆくは洋服や靴、バッグすべてが自分の気に入っているもので、どれも一軍(使っている)という状態をめざしています。
手放した服はすべて捨てません
ちなみに手放す服はすべてゴミにしません。
ブランドものやリサイクルショップやメルカリで売却しています。ユニクロ、無印のキレイなものはメルカリでだいたい売れます。
ただ、リサイクルショップは新しいものでないと100円程度にしかならないので、ほとんどの古着(子供服も)はJFSAという回収した収益でパキスタンのスラムにある学校の支援を行っている団体に寄付しています。
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そしてシミがあるような服は、ウエスにしています。