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狭小住宅の快適を作るのは“天井の高さと明るさ”

最近、外出することが多かったのですが、今日は久しぶりに朝から家で過ごしました。

天気がいい日は天窓から青空が見えて、窓を開けると家の中を風が通り抜けてとても気持ちがいいです。

天窓からの青空
天窓から見える青空。天窓のおかげで曇りの日も暗くなりません。

こういう時、改めて感じるのが、家の心地よさは決して面積と関係ないということ。

狭い敷地に家を建てようとすると、できるだけ面積を広くしよう、部屋数を増やそうとしてしまいがちです。私もそうで「この部屋は何畳になるのか?」にこだわっていました。

でも、この小さな家に18年近く住んで、天井の高さや窓からの採光次第で、狭小住宅でも開放感が感じられることや面積以上の快適さを得られるということを実感しています。

特に天井は一律に高ければいいというわけではなく、1階の廊下などは一般の天井高よりもかなり低くおさえてあり、2階は勾配天井になっているので、より2階のリビングに上がった時に開放感が感じられます。

特にこれまでの記事でも書いていますが、天窓の存在は大きいです。

また、昨日、子ども部屋は3畳だという話を書きましたが、これも天井が低かったらただの狭い部屋だと思います。

そうは言っても、モデルハウスなどがない注文住宅では、天井の高さを体感するのはなかなか難しいと思います。

もし、狭小住宅で快適に住めるイメージが沸かない、(例えば)7畳のリビングなんて狭いとしか思えないという方は、天井高を高くとっている住宅や天窓を採用している住宅を見学して、そこが実際は何畳かを聞いてみて欲しいです。

特に今、マンションなどに住んでいる人は天井の高さが家中ほぼ同じだと思うので、6畳の広さなどのイメージが固定されてしまっているのではないでしょうか。そういう人ほどたくさん体感することをおすすめします。

また、家具をなるべく置かず、部屋の四隅が見えるようにすることも、広さを感じられるポイントです。